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オーストラリアで運転免許証のを取得予定の方
- 中長期でオーストラリアに滞在予定の方
オーストラリアでは、外国の運転免許証をオーストラリアの免許証に書き換えることができます。
そのため、日本の運転免許証をお持ちの方は、筆記試験や実技試験を受けることなく、現地の運転免許証を取得することができます。
本記事では、『オーストラリアで運転免許証を書き換える際に気を付けること』について紹介します。
オーストラリアで運転免許証を取得する際に気を付けること3選
オーストラリアの大都市であれば、電車やバス、トラムなどの公共交通機関が発達しております。
なので私が住んでいるメルボルンの中心地であれば、車がなくても不自由なく生活ができます。
でも、ちょっと郊外に出かけたり、国内で旅行をしたりする際には車があったほうが便利でなので運転免許証を取得しました。
まず、オーストラリアで運転免許証を取得する流れですが、
- 領事館で運転免許証の英語訳を発行してもらう
- 電話もしくはネットからVicRoadsの予約をする
- VicRoadsに行って必要書類を提出し、免許証の発行費を支払う
- 2週間以内に免許証が郵便で送られてくる
となります。
運転免許証の英語訳についてはこちら:
領事館では普通に日本語が通じるので、特に不便は感じませんでした。
問題はVicRoadsの予約を取るところから、必要書類の提出までです。
私の経験から、気を付けるべきことは以下の3つです。
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空いてるVicRoadsを選ぼう
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本人確認書類は2部持っていく
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免許証の発行日と取得日について
1. 空いてるVicRoadsを選ぼう
メルボルン市内にVicRoadsはいくつかあります。
もっとも有名なのは、カールトン(Carlton)にあるVicRoadsですが、混んでいて予約が取りにくいです。
私が予約をしようとしたときも、3週間先しか空いていないという状況でした。
カールトンのVicRoadsはここ
ただし、免許の書き換えができるVicRoadsは他にもあります。
電車やトラムで移動する必要はありますが、市内を少し出るだけで、すぐに予約が取れる場合が多いです。
私もサンシャイン(Sunshine)という場所にあるVicRoadsを調べたところ、3日後の予約が普通に取れる状況でした、
サンシャインのVicRoadsはここ
予約はネットからできます。
こちら
Convert your overseas licence : VicRoads
ちなみに住所を入力した際に、日本語が予測入力されてしまう場合は注意が必要です。
日本語の部分を消して英語で入力しても、「住所が有効でありません」と表示されて先に進めません。
そのような場合は、シークレットモードでページを開けば解決できます。
日本語の予測入力がないので、問題なく先に進めます。
なお予約費は19.2ドルで、VISAかMasterであれば日本で発行されたクレジットカードで支払いができます。
2. 本人確認書類は2部持っていく
本人確認書類は2部持っていきましょう。
ネットから予約すると、予約確認メールが送られてきます。
そこに必要書類が記載されており、本人確認書類も含まれております。
ただし、2部必要とは書いてありません。
担当のスタッフや場所によるのかもしれませんが、現地では2部要求されました。
そのためパスポートのほかに、ビザのコピーや銀行のカードを持っていくようにしましょう。
ちなみに本人確認書類のほかに必要な書類は、
- 予約確認用メール
- Licence application formを記入したもの(フォームはこちら)
- 住所がわかる書類(公共料金の請求書、アパートの契約書など)
- 日本の運転免許証
です。
出直しが一番面倒くさいので、確実に用意しましょう。
3. 免許証の発行日と取得日について
領事館に発行してもらった英語訳(Certificate)をVicRoadsで提出する際に注意が必要です。
英語訳の中に「免許証の発行日」と「免許の取得日」が記載されています。
- Date of Issue of this License(発行日)
- Date of Issue of Current License(取得日)
免許の発行日は免許証そのものが発行された日になるので、直近で免許を更新した日になります。
一方で免許の取得日は、実際に普通自動車や二輪の免許を取得した日になります。
ビクトリアではP2と呼ばれる初心者用の免許証と一般の免許証があり、日本で免許を取得して日が浅い場合は、P2の免許証が発行されます。
そのため、例えばオーストラリアに来る前に免許を更新してきた場合などは、初心者と間違われてしまうケースもあります。
私も日本で車の免許を取得したのは10年以上前ですが、渡航する前に免許証を更新したので、発行日は今年になります。
なので、「免許証の発行日」ではなく、「免許の取得日」をきちんと伝えることが大事です。
しかも英語訳では、「免許証の発行日」が上の方に記載されていて、「免許の取得日」は一番下に書いてあるので、スタッフも見間違えてしまう可能性が高いです。
P2の免許証だと、日本の初心運転者期間のようにルールが厳しくなったり制限があったりするので、間違ってP2免許証を発行しないように、「免許の取得日」をきちんと伝えましょう。
なお免許証の発行費は84ドルで、10日後くらいに手元に届きました。
以上です。
少しでもお役に立てれば幸いです!
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