- これからオーストラリアに渡航予定でホテル隔離をされる方
- 隔離中の食事について検索している方
仕事の関係でオーストラリアに赴任することになり、シドニーで「2週間のホテル隔離」を経験しました。
本記事では、飛行機を降りてから隔離先のホテルにチェックインするまでの流れについて解説します。
隔離されるホテルや州によっても異なるとは思いますが、少しでも参考になればと思います。
オーストラリアホテル隔離|飛行機を降りてからチェックインまでの流れ
ざっくり説明すると、飛行機を降りてからの流れは、
問診 ⇒ バスで移動 ⇒ ホテル到着 ⇒ チェックイン
になります。
以下では、それぞれの流れについてもう少し詳しく説明します。
1. 問診
まず入国審査を通過する前に、医療スタッフによる問診を受けます。
シドニーの空港では飛行機を降りたあと、人がいない空港内を歩いていき、パスポートコントロールの手前でこの問診を受けました。
非接触型の検温をしたのち、一人ずつ問診が始まります。
医療スタッフもマスクをしいて、聞き取りが難しい…
訊かれる内容としては、
- 過去2週間以内にコロナの症状があったか
- 過去2週間に日本以外の国に渡航したか
- 外交官か
などです。
そのあとの入国審査、手荷物の受取、税関手続きは、従来のが海外旅行と同じでした。
2. バスに乗る
税関手続きのあとは、到着ロビーではなく、空港の外に直接出れる通用口に通されました。
外に出ると、大型のマイクロバスが待機しておりました。
軍隊の方がたくさんいて、スーツケースの積み込みをしていたので、若干緊張しました。
同じ便で来た入国者が全員バスに乗り終わった時点で、隔離先のホテルが告げられます。
3人組の家族連れだけ別のホテルで、残りの入国者は全員同じホテルでした。
3. ホテルに到着
ホテルに到着してもすぐには出れません。
警察の方が一人乗り込んできて、記入用紙を渡されます。
用紙の記入が終わった人から、チェックインの手続きに移るからバスの外に出ていいと言われました。
記入する内容としては
- 国籍
- パスポート番号
- 電話番号
- 緊急連絡先
- 便名
などです。
4. チェックイン
ホテルのフロントとは別に、チェックイン用のデスクが4つありました。
警察の方が手続きをします。
基本的には、先ほど用紙に記入した内容の確認です。
このタイミングで部屋が割り当てられます。
そのあとホテルのスタッフより、隔離に関する説明がありました。
- チェックインした日を"0日目"として"14日目"にチェックアウトできる
- 食事の時間
- ごみの捨て方
などを教えてくれます。
全部覚えきれなくても、隔離生活に関する案内をくれるので、後で部屋で読めば問題ありません。
チェックインから部屋に向かう途中で朝食を受け取る。
部屋のカギは渡されず、スタッフが部屋まで案内してくれます。
スーツケースなどの大きな荷物も運んでくれます。
なお隔離中は、一日一回は必ず医療スタッフから電話があり、体調の確認があるので、こころの準備をしておきましょう。
隔離費用の支払いについて
私の場合、チェックアウトをした日から約2週間後に、メールでニューサウズウェールズ州からInvoiceが送られてきました。
支払い期限はおよそ1か月で、ネットで支払いができます。
手数料を0.4%($12)払う必要がありますが、VISAかMaster Cardであれば、クレジットカードでも支払えます。
このように、オーストラリアではJCBやAmexが使えないケースがときどきあります。
VISAカードの有効期限が滞在中に切れてしまう方や、まだVISAカードをお持ちでない方は、何かあった時のためにVISAカードを1枚作ってから行くことをおすすめします。
楽天カードであれば、オンラインでお申し込みが完結し、最短1週間で届きます。
もちろん年会費は無料です。
楽天カードの申し込みはこちら:
まとめ
以下、まとめです。
- 入国審査を通過する前に医療スタッフによる問診があります。
- ホテルまではバスで移動、この時に隔離先のホテルが告げられます。
- ホテル到着後、用紙を記入しチェックインの手続きをします
ホテル隔離が終われば自由な身になれますが、アパートが見つかるまでのホテルやネット環境は自分で整える必要があります。
オーストラリアのホテル料金を比較するならこちら:
関連記事
オーストラリアのホテル隔離に関して情報を発信しております。
よろしければご覧ください。