- コロナ禍でオーストラリアに渡航予定の方
- 渡航前に必要な手続きについて検索している方
仕事の関係でオーストラリアに赴任することになり、シドニーで「2週間のホテル隔離」を経験したあと、メルボルンに移動しました。
本記事では、コロナ禍でオーストラリアへの渡航に必要な手続きについて解説します。
今後の各国の感染状況や、政府の方針により変わる可能性もありますが、参考になれば幸いです。
- オーストラリアホテル隔離|渡航前に必要な手続きについて
- ① Travel restriction exemption
- ② Australia Travel Declaration
- ③ Victorian Quarantine Arrival Form
- ④ Victoria Border Permit
- 隔離費用の支払いについて
- まとめ
- 関連記事
オーストラリアホテル隔離|渡航前に必要な手続きについて
本記事では、ビザを取得したあとの手続きについて説明します。
ビザの申請については別記事にまとめてあるのでこちらをご覧ください⇩
ビザを取得した後に必要な手続きは以下の通りです。
まず、オーストラリアに渡航するすべての方が必要な手続きが
② Australia Travel Declaration
の2つです。
次に、メルボルン(ビクトリア州)でホテル隔離をする予定の方は、上記手続きに加えて、
の手続きが必要です。
シドニーやパースなどでホテル隔離をし、そのあとメルボルン(ビクトリア州)に移動予定の方は、③ Victorian Quarantine Arrival Form ではなく、
を申請する必要あります。
つまり、必要な手続きは以下の3パターンに分けられます。
パターン① 日本 ⇒ ビクトリア州以外の地域に渡航
① Travel restriction exemption
② Australia Travel Declaration
パターン② 日本 ⇒ ビクトリア州以外の地域で乗り換え(ホテル隔離)をし、ビクトリア州へ移動
① Travel restriction exemption
② Australia Travel Declaration
④ Victoria Border Permit
パターン③ 日本 ⇒ ビクトリア州に直行便で移動、もしくはシンガポールなどの国を経由し、ビクトリア州でホテル隔離
① Travel restriction exemption
② Australia Travel Declaration
③ Victorian Quarantine Arrival Form
以下では、それぞれの手続きについて説明します。
なお、各国の感染状況や政府の方針によって今後変化する可能性もあるので、常に最新情報を確認するようにしてください。
① Travel restriction exemption
コロナ禍でオーストラリアへの渡航を認めてもらうための申請になります。
イメージとしては「渡航許可申請」といったところです。
オーストラリアへの渡航制限と渡航許可については、オーストラリアの内務省(Department of Home Affairs)のホームページに記載があります。
こちら⇩
Travel restrictions | COVID-19 and the border
ページの最後の方に、Travel restriction exemptionのオンライン申請に関するURLがあります。
こちらがそのURL⇩
Travel Restriction Exemption Portal - Travel Exemptions Approval
なお、申請できる期間が決められており、渡航日(出発予定日)の2か月前から2週間前までに申請する必要があるので気を付けましょう。
申請が得られるまで時間がかかることもあるので、出発の飛行機が決まったらすぐに申請するようにしましょう。
② Australia Travel Declaration
直訳すると「渡航宣言」になりますが、内容としてはオーストラリア到着後のホテル隔離を依頼するフォームになります。
Australia Travel Declarationについても、オーストラリアの内務省(Department of Home Affairs)のホームページに記載があります。
こちら⇩
Australia Travel Declaration | COVID-19 and the border
ページの中段くらいに、Australia Travel Declarationのオンライン申請に関するURLがあります。
こちらがそのURL⇩
同じく申請できる期間が決められており、渡航日(出発予定日)の7日前から申請できるようになります。
Travel restriction exemption に比べると直前の手続きになりますが、飛行機が突然キャンセルになることもあるので、直前に設定されているのかと思います。
③ Victorian Quarantine Arrival Form
内容としては、Australia Travel Declaration と同じです。
ビクトリア州でホテル隔離をされる予定の方が追加で申請するフォームです。
ビクトリア州でのホテル隔離については、ビクトリア州政府のホームページに記載があります。
こちら⇩
Hotel quarantine for returned overseas travellers | Coronavirus Victoria
ページの最初の方に、Victorian Quarantine Arrival Formのオンライン申請に関するURLがあります。
こちらがそのURL⇩
申請の期間は特に設けられておらず、ビクトリア州に到着する前までに申請するようにとのことです。
Australia Travel Declarationと同じ時期に合わせて申請すれば特段問題ありません。
④ Victoria Border Permit
イメージとしては「入州許可申請」といったところです。
オーストラリアでは、ある都市で感染者が増えたりすると、州間の移動が厳しく制限されます。
オーストラリア国内での感染はかなり抑えられていますが、この手続きはまだ残っている状況です。
Victoria Border Permit については、ビクトリア州政府のホームページに記載があります。
こちらがそのURL⇩
Victoria Border Permit | COVID-19 | Service Victoria
同じく申請の期間は特に設けられておらず、ビクトリア州に到着する前までに申請するようにとのことです。
なので、シドニーなど別の都市でホテル隔離をしている間に申請しても大丈夫です。
(私がこのパターンでした)
隔離費用の支払いについて
私の場合、チェックアウトをした日から約2週間後に、メールでニューサウズウェールズ州からInvoiceが送られてきました。
支払い期限はおよそ1か月で、ネットで支払いができます。
手数料を0.4%($12)払う必要がありますが、VISAかMaster Cardであれば、クレジットカードでも支払えます。
このように、オーストラリアではJCBやAmexが使えないケースがときどきあります。
VISAカードの有効期限が滞在中に切れてしまう方や、まだVISAカードをお持ちでない方は、何かあった時のためにVISAカードを1枚作ってから行くことをおすすめします。
楽天カードであれば、オンラインでお申し込みが完結し、最短1週間で届きます。
もちろん年会費は無料です。
楽天カードの申し込みはこちら:
まとめ
以下、まとめです。
パターン① 日本 ⇒ ビクトリア州以外の地域に渡航
① Travel restriction exemption
(渡航日(出発予定日)の2か月前から2週間前までに申請)
② Australia Travel Declaration
(渡航日(出発予定日)の7日前から申請可)
パターン② 日本 ⇒ ビクトリア州以外の地域で乗り換え(ホテル隔離)をし、ビクトリア州へ移動
① Travel restriction exemption
(渡航日(出発予定日)の2か月前から2週間前までに申請)
② Australia Travel Declaration
(渡航日(出発予定日)の7日前から申請可)
④ Victoria Border Permit
(ビクトリア州に到着する前までに申請)
パターン③ 日本 ⇒ ビクトリア州に直行便で移動、もしくはシンガポールなどの国を経由し、ビクトリア州でホテル隔離
① Travel restriction exemption
(渡航日(出発予定日)の2か月前から2週間前までに申請)
② Australia Travel Declaration
(渡航日(出発予定日)の7日前から申請可)
③ Victorian Quarantine Arrival Form
(ビクトリア州に到着する前までに申請)
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