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【ベルギー旅行記】ブリュッセル・ゲント・アントワープ3都市をめぐる旅

 

 自己紹介 

 

・この記事の時点で社会人歴約13年

・38か国制覇

・オーストラリア在住3年

 

 

 

ブリュッセル・ゲント・アントワープ3都市をめぐる旅

 

まずはベルギーという国についてちょっとだけ

 

「ヨーロッパの心臓」とも呼ばれるベルギー。

 

小国ながらも、文化の層が厚く、街の雰囲気は場所によってまったく異なります。

 

今回の旅では、首都【ブリュッセル】、美食と城郭が魅力の【ゲント】、そして落ち着いた空気とデザインの街【アントワープ】をまわりました。

 

大きな観光スポットだけでなく、ちょっとした市場、ふらっと立ち寄ったパブ、小さな教会の雰囲気も記録しています。

 

食べ歩き、教会巡り、夜の街の散歩、ビール片手に景色を眺める時間……。

 

そんな、旅人の視点でつづったリアルな記録をお楽しみください。

 

ブリュッセル編 – 首都だけど“全部が詰まってるわけではない”

グランプラスで昼と夜、表情の違いを楽しむ

 

ベルギーの首都・ブリュッセルの象徴といえば「グランプラス」

 

昼間は建物のディテールがよく見えて華やかで、夜になるとライトアップされて幻想的に。

 

Le Roy d’Espagne のテラス席で、ムール貝のパスタとビールを頼んでゆったり過ごしました。

 

最高の昼食。

 

 

 

ただし夜は少し治安が荒れがち。

 

観光客が多くて油断しやすいエリアなので、スマホや荷物には要注意です。

 

 

 

「The Big Game」でコスパよくビールを楽しむ

 

グランプラス周辺で見つけたバー「The Big Game」は、ステラ500mlが3.5ユーロ、ジュピラーなら3ユーロという破格の価格設定。

 

テラス席はほぼ満席で人気の高さが伺えます。

 

物価高のベルギーにおいて、ここはかなり助かる存在。

 

 

 

デリリウム・タップハウスで伝統のランビックビール

 

伝統的なベルギービール「ランビック」を飲みにDelirium Taphouseへ。

 

ここ、ビールの種類がとにかく多すぎて迷うけど、カウンター奥に看板があって一覧が見られます。

 

 

ランビックは、フルーティーで白ワインのような味わい。

 

ムール貝とかにすごく合いそう。

 

近くには“あの”小便少女もいるので、お忘れなく。

 

 

ベルギーグルメは“炭水化物とビールの宴”

 

ブリュッセルではフライドポテトが街のいたるところにある。

 

発祥の地という説もあるだけあって、FritlandFrituur Tabora など人気店も多数。

 

どちらも塩気は控えめで、揚げたてのジャガイモの食感と、ソースとの相性を楽しむ感じ。

 

 

 

また、Waffle Factory にも行ってみた。

 

しっとり系のブリュッセルワッフルで、甘さは控えめ。

 

チョコレートをのせるとそれだけで立派な昼ご飯になる。

 

注文もキヨスク方式で選びやすい。

 

 

 

牛肉のビール煮込みはLe Pré Saléで

 

伝統料理「カルボナード(牛肉のビール煮)」は、Le Pré Saléで。

 

やわらかい肉に濃厚なシチュー。

 

フランスパンを浸して食べると至福。

 

 

一緒に頼んだコロッケもサクサクでビールが進む。

 

ブリュッセルの“しっかりしたごはん”を食べたいならここはアリ。

 

 

サン・ミッシェル大聖堂の印象は“彫刻とパイプオルガン”

 

外観の迫力もすごいけれど、印象に残ったのは中。

 

左の方にあるパイプオルガンと、右奥の彫刻。

 

観光名所であると同時に、静けさと神聖さを感じる空間。

 

 

 

ブリュッセルでの宿とランドリー情報

 

宿は「スリープ ウェル ユース ホステル」に泊まりました。

 

1泊6,000円くらい。

 

グランプラスから徒歩13分と若干距離はあるけど、周辺にレストランやショップが多くて、散歩のつもりでちょうどいい距離感。

 

 

 

コインランドリーは「Wash Club」。

 

  • クレカ対応
  • 英語・日本語表示あり
  • 洗剤販売あり サイズ豊富で比較的きれい

 

……と、旅人にとってありがたい仕様。

 

ただし、周囲の治安は完全に安全とは言えないので、スリ対策は必須。

 

 

 

ゲント編 – 城と橋とワーテルゾーイ

聖ミカエル橋から観光をスタート

 

ゲント観光の拠点になるのが「聖ミカエル橋(Sint-Michielsbrug)」

 

ここから見えるのが、フランドル伯居城(Gravensteen)や聖バーフ大聖堂などの名所たち。

 

いわゆる“絵になる景色”がこの橋から全部見える。

 

 

 

フランドル伯居城で“中世”にどっぷり浸かる

 

Gravensteenは、レイエ川にかかる橋を渡った先にあるお城。

 

オーディオガイド付きで中を巡ると約1時間。

 

 

最上階は眺めが良さそうに見えるけど、意外と街を見渡すには向いていないかも。

 

それでも「お城の中に入る」という体験自体が観光の楽しみ。

 

ゲントの教会巡りは静けさと厳かさが印象的

 

  • 聖バーフ大聖堂(Sint-Baafskathedraal)…宗教画で有名。
  • 聖ニコラス教会(Sint-Niklaaskerk)…すぐ隣。重厚な内装が素晴らしい。
  • 聖ヤコブ教会(Sint-Jacobskerk)…少し離れていて観光客も少ないが、静かで神秘的。

 

三つとも、足を運ぶ価値があります。

 

 

 

名物ワーテルゾーイをDu Progresで

 

ゲント名物の「ワーテルゾーイ」は、骨付きチキンの出汁が効いたクリームシチューのような料理。

 

ジャガイモや野菜も入っていて優しい味わい。

 

コーレンマルクトのテラス席でビールと一緒に食べれば、気分はすっかりゲントの住人。

 

 

 

グラスレイでサクサクのブリュッセルワッフル休憩

 

グラスレイ沿いのカフェでブリュッセルワッフルを注文。

 

トッピングは別添えスタイルで、ホイップやチョコは甘さ控えめ。

 

 

バニラアイスが全体を引き締める絶妙バランス。

 

ブリュッセルではリエージュ、ここではブリュッセルワッフルと食べ比べできて楽しい。

 

 

アントワープ編 – ゆるやかに、でも確かにおしゃれな街

聖母大聖堂を前に、まずは一杯

 

アントワープに到着して、早速聖母大聖堂へ……と思ったら、 その目の前にビールが2.5ユーロで飲める店を発見。

 

迷わず入店。

 

 

ベルギービールの種類が多くて目移りしながら、大聖堂を眺めて「地球の歩き方」で予習。

 

旅先でこういう時間、大好きです。

 

 

マルクト広場は昼も夜も魅力的

 

ブリュッセルのグランプラスと比べると人が少なくて、落ち着いた雰囲気

 

ブラボーの噴水、市庁舎、聖母大聖堂に囲まれた石畳の広場で、日が傾くのを眺めるのも贅沢。

 

 

 

夜はライトアップされてまた違う顔を見せてくれる。

 

ぜひ昼と夜、両方訪れて。

 

 

 

ブリュッセルに比べて、アントワープは夜歩いてもそれほど不安を感じなかった。

 

もちろん軽犯罪対策は必要だけど、聖母大聖堂周辺は観光客も多くて比較的安全。

 

 

De Peerdestalで馬肉ステーキを初体験

 

アントワープ名物のひとつ、馬肉ステーキ

 

お店は「De Peerdestal」

 

 

噛みごたえはあるけれど、臭みはなくて食べやすい。

 

ソースは3種類から選べて、フリット(フライドポテト)付き。

 

地元のビールと一緒に楽しめば、立派なディナー。

 

 

コスパ重視なら「ホテルナショナル」もおすすめ

 

宿泊したのは「ホテルナショナル」。1泊12,000円程度。

 

聖母大聖堂までは徒歩6分程度とアクセスも抜群で、アントワープにしてはかなりコスパが良い印象。

 

短期滞在でも十分満足できるホテルでした。

 

 

 

おわりに|自由気ままに街歩き

 

今回のベルギー旅は「予定通りに動けた旅」ではなく、「気になる匂いや風景に導かれる旅」でした。

 

行こうと思っていた場所の前でビールを飲んだり、ふと立ち止まった橋の上で川の流れを眺めたり。

 

そういう“無駄なようで豊かな時間”が、後からじわじわと思い出になっていきます。

 

ぜひ、ベルギーを旅するときは「時間をちょっと多めに持っていく」のをおすすめします。

 

どの街にも、あなたを呼び止める何かが、必ずあるはずだから。

 

それでは、良い旅を!

 

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