
・この記事の時点で社会人歴約13年
・38か国制覇
・オーストラリア在住3年
- ブリュッセル・ゲント・アントワープ3都市をめぐる旅
- ブリュッセル編 – 首都だけど“全部が詰まってるわけではない”
- ゲント編 – 城と橋とワーテルゾーイ
- アントワープ編 – ゆるやかに、でも確かにおしゃれな街
- おわりに|自由気ままに街歩き
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ブリュッセル・ゲント・アントワープ3都市をめぐる旅
まずはベルギーという国についてちょっとだけ
「ヨーロッパの心臓」とも呼ばれるベルギー。
小国ながらも、文化の層が厚く、街の雰囲気は場所によってまったく異なります。
今回の旅では、首都【ブリュッセル】、美食と城郭が魅力の【ゲント】、そして落ち着いた空気とデザインの街【アントワープ】をまわりました。
大きな観光スポットだけでなく、ちょっとした市場、ふらっと立ち寄ったパブ、小さな教会の雰囲気も記録しています。
食べ歩き、教会巡り、夜の街の散歩、ビール片手に景色を眺める時間……。
そんな、旅人の視点でつづったリアルな記録をお楽しみください。
ブリュッセル編 – 首都だけど“全部が詰まってるわけではない”
グランプラスで昼と夜、表情の違いを楽しむ
ベルギーの首都・ブリュッセルの象徴といえば「グランプラス」。
昼間は建物のディテールがよく見えて華やかで、夜になるとライトアップされて幻想的に。
Le Roy d’Espagne のテラス席で、ムール貝のパスタとビールを頼んでゆったり過ごしました。
最高の昼食。
グランプラスを眺めながらのビールとムール貝のパスタ
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 16, 2024
こんなの美味いに決まってる
ちなみにお店はLe Roy d'Espagne
テラス席も広くて気持ちが良い#ブリュッセル #グランプラス pic.twitter.com/UcDYzIskXj
ただし夜は少し治安が荒れがち。
観光客が多くて油断しやすいエリアなので、スマホや荷物には要注意です。
夜のグランプラスも一見の価値あり
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 16, 2024
ただし周辺は若干ガラが悪くなるので気を緩めすぎないこと#ベルギー #ブリュッセル #グランプラス pic.twitter.com/henEFe82pU
「The Big Game」でコスパよくビールを楽しむ
グランプラス周辺で見つけたバー「The Big Game」は、ステラ500mlが3.5ユーロ、ジュピラーなら3ユーロという破格の価格設定。
テラス席はほぼ満席で人気の高さが伺えます。
物価高のベルギーにおいて、ここはかなり助かる存在。
グランプラスのまわりを歩いてたらステラが500mlで3.5ユーロのバーを発見
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 16, 2024
The Big Game
ジュピラーなら3ユーロで飲める
テラス席はほぼ埋まってる人気店らしい
ビールの種類が豊富なのはありがたいけど、円安と物価高がたまにキズ
そんな方におすすめです。 pic.twitter.com/FVKuIoUPRE
デリリウム・タップハウスで伝統のランビックビール
伝統的なベルギービール「ランビック」を飲みにDelirium Taphouseへ。
ここ、ビールの種類がとにかく多すぎて迷うけど、カウンター奥に看板があって一覧が見られます。
ベルギーの伝統ビール、ランビックを飲みにDelirium Taphouseに来てみました。
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 16, 2024
ビールの種類がすごく多くて見つけづらいけどカウンターの奥の方にある看板に書いてあります。
フルーティーな白ワインのような味わいのあるビールで、ムール貝とかとも良くあいそう。
隣にある小便少女も忘れずに。 pic.twitter.com/fmpCP3YuZC
ランビックは、フルーティーで白ワインのような味わい。
ムール貝とかにすごく合いそう。
近くには“あの”小便少女もいるので、お忘れなく。
ベルギーグルメは“炭水化物とビールの宴”
ブリュッセルではフライドポテトが街のいたるところにある。
発祥の地という説もあるだけあって、Fritland や Frituur Tabora など人気店も多数。
どちらも塩気は控えめで、揚げたてのジャガイモの食感と、ソースとの相性を楽しむ感じ。
さすがフライドポテト発祥の地
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 17, 2024
街の至る所にフライドポテト屋がある
今回はもう一つの人気店Fritlandに来てみました
超絶うまいとか何か特徴があるって感じではないけど、ヨーロッパ調の街並みを眺めながら食べる名物グルメは美味しく感じるよね#ブリュッセル pic.twitter.com/2vzMGye2kx
また、Waffle Factory にも行ってみた。
しっとり系のブリュッセルワッフルで、甘さは控えめ。
チョコレートをのせるとそれだけで立派な昼ご飯になる。
注文もキヨスク方式で選びやすい。
ベルギー名物を食べにWaffle Factoryに来てみました。
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 17, 2024
ワッフル自体はそれほど甘くなく、どちらかっていうとしっとりしてるイメージ。
同じくベルギー名物のチョコレートをトッピングすれば個人的には立派な昼メシ。
キヨスクで注文できるのもじっくり選べていいね。#ブリュッセル pic.twitter.com/TDTIkhPBU0
牛肉のビール煮込みはLe Pré Saléで
伝統料理「カルボナード(牛肉のビール煮)」は、Le Pré Saléで。
やわらかい肉に濃厚なシチュー。
フランスパンを浸して食べると至福。
ベルギー名物の牛肉のビール煮を食べにLe Pré Saléに来てみました
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 17, 2024
肉も柔らかくてシチューのような味わい
パセリもいい味出してる
ついでに頼んだコロッケも絶品
ビールも進むしお通しのフランスパンにシチューをつけて食べるとさらにうまい#ブリュッセル #ベルギー pic.twitter.com/RQuaZz1shw
一緒に頼んだコロッケもサクサクでビールが進む。
ブリュッセルの“しっかりしたごはん”を食べたいならここはアリ。
サン・ミッシェル大聖堂の印象は“彫刻とパイプオルガン”
外観の迫力もすごいけれど、印象に残ったのは中。
左の方にあるパイプオルガンと、右奥の彫刻。
観光名所であると同時に、静けさと神聖さを感じる空間。
サン・ミッシェル大聖堂 Cathédrale Saints-Michel-et-Guduleに来てみました。
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 17, 2024
外観もすごいけど、個人的には正面左側にあるパイプオルガンと右奥にある彫刻が印象的だった。#ブリュッセル #ベルギー pic.twitter.com/Rg83W6MUId
ブリュッセルでの宿とランドリー情報
宿は「スリープ ウェル ユース ホステル」に泊まりました。
1泊6,000円くらい。
グランプラスから徒歩13分と若干距離はあるけど、周辺にレストランやショップが多くて、散歩のつもりでちょうどいい距離感。
ベルギー出張でブリュッセルのスリープ ウェル ユース ホステルにステイしました。
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 19, 2024
1泊6000円くらいで泊まれます。
グランプラスからは歩いて13分くらいかかりますが、レストランやショップが沢山あるエリアなので散歩のつもりで移動できる距離感です。#ブリュッセル pic.twitter.com/7JxM7i406L
コインランドリーは「Wash Club」。
- クレカ対応
- 英語・日本語表示あり
- 洗剤販売あり サイズ豊富で比較的きれい
……と、旅人にとってありがたい仕様。
ただし、周囲の治安は完全に安全とは言えないので、スリ対策は必須。
ブリュッセル滞在中にWash Clubというコインランドリーを利用しました。
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 19, 2024
クレカが使える
英語・日本語が選べる
洗剤が売ってる
洗濯機のサイズがいくつかある
比較的きれい
なのでおすすめです。
ただし、いろんな人がいるのでスリや置き引きなどの軽犯罪にはご注意を。#ブリュッセル pic.twitter.com/lDEWBE1Rkl
ゲント編 – 城と橋とワーテルゾーイ
聖ミカエル橋から観光をスタート
ゲント観光の拠点になるのが「聖ミカエル橋(Sint-Michielsbrug)」。
ここから見えるのが、フランドル伯居城(Gravensteen)や聖バーフ大聖堂などの名所たち。
いわゆる“絵になる景色”がこの橋から全部見える。
ゲントの聖ミカエル橋 Sint-Michielsbrug
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 18, 2024
ゲント観光の出発点的な場所です
ここからフランドル伯居城 Gravensteenや聖バーフ大聖堂 Sint-Baafskathedraalを目指すとわかりやすい#ゲント pic.twitter.com/iw56aQnasX
フランドル伯居城で“中世”にどっぷり浸かる
Gravensteenは、レイエ川にかかる橋を渡った先にあるお城。
オーディオガイド付きで中を巡ると約1時間。
ゲントのフランドル伯居城 Gravensteen
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 18, 2024
橋でレイエ川を渡った先にあるお城です。
オーディオガイドを借りてお城にまつわる話を聞きながら1時間くらいで観てまわれるのでおすすめです。
最上階からの眺めは意外と街を見渡しづらいので期待しすぎないこと。#ゲント pic.twitter.com/B1bI6dTyVE
最上階は眺めが良さそうに見えるけど、意外と街を見渡すには向いていないかも。
それでも「お城の中に入る」という体験自体が観光の楽しみ。
ゲントの教会巡りは静けさと厳かさが印象的
- 聖バーフ大聖堂(Sint-Baafskathedraal)…宗教画で有名。
- 聖ニコラス教会(Sint-Niklaaskerk)…すぐ隣。重厚な内装が素晴らしい。
- 聖ヤコブ教会(Sint-Jacobskerk)…少し離れていて観光客も少ないが、静かで神秘的。
三つとも、足を運ぶ価値があります。
ゲントの聖ニコラス教会 Sint-Niklaaskerk
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 18, 2024
聖バーフ大聖堂の宗教画が有名ですが、聖ニコラス教会も重厚な内装や絵画がとても立派です
すぐ隣にあるので、ぜひ両方とも足を運んでみてください#ゲント pic.twitter.com/Upv2bO0Uo5
名物ワーテルゾーイをDu Progresで
ゲント名物の「ワーテルゾーイ」は、骨付きチキンの出汁が効いたクリームシチューのような料理。
ジャガイモや野菜も入っていて優しい味わい。
コーレンマルクトのテラス席でビールと一緒に食べれば、気分はすっかりゲントの住人。
ゲントのDu Progresで食べたワーテルゾーイ
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 17, 2024
骨付きのチキンからも出汁が出てるクリームシチューって感じ
ゲントの名物料理ってことで食べてみたけど野菜とかジャガイモとか入ってて普通に美味かった
コーレンマルクトのテラス席でビールとあわせて食べれば気分爽快#ゲント pic.twitter.com/O9tUOu8xV9
グラスレイでサクサクのブリュッセルワッフル休憩
グラスレイ沿いのカフェでブリュッセルワッフルを注文。
トッピングは別添えスタイルで、ホイップやチョコは甘さ控えめ。
ゲントのグラスレイでワッフル休憩
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 17, 2024
ブリュッセルではリエージュを食べたので今回はブリュッセルを注文
トッピングは別添えのスタイル
ワッフル自体の味は少なめだけどサックサクでうまい
ホイップとチョコレートソースも甘さ控えめ
バニラアイスが甘い役割を果たすイメージ@House of Waffles pic.twitter.com/aMN0LrvqZP
バニラアイスが全体を引き締める絶妙バランス。
ブリュッセルではリエージュ、ここではブリュッセルワッフルと食べ比べできて楽しい。
アントワープ編 – ゆるやかに、でも確かにおしゃれな街
聖母大聖堂を前に、まずは一杯
アントワープに到着して、早速聖母大聖堂へ……と思ったら、 その目の前にビールが2.5ユーロで飲める店を発見。
迷わず入店。
アントワープに来たから聖母大聖堂に早速入ろうと思ったけど目の前にグラスビールが2.5ユーロで飲める店を発見
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 19, 2024
ビールを飲みながら大聖堂を眺めつつ、地球の歩き方でアントワープについて勉強中📚
それにしてもすごいビールの種類だ#アントワープ pic.twitter.com/Uf2QDPPE29
ベルギービールの種類が多くて目移りしながら、大聖堂を眺めて「地球の歩き方」で予習。
旅先でこういう時間、大好きです。
マルクト広場は昼も夜も魅力的
ブリュッセルのグランプラスと比べると人が少なくて、落ち着いた雰囲気。
ブラボーの噴水、市庁舎、聖母大聖堂に囲まれた石畳の広場で、日が傾くのを眺めるのも贅沢。
ブリュッセルのグランプラスも良かったけど、アントワープのマルクト広場もなかなか魅力的
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 19, 2024
ブラボーの噴水や市庁舎や聖母大聖堂に囲まれた広場でゆっくりするのもあり
グランプラスほど人が多くないのもいいね#アントワープ #ベルギー pic.twitter.com/dI8JxWUE9f
夜はライトアップされてまた違う顔を見せてくれる。
ぜひ昼と夜、両方訪れて。
夜のマルクト広場もなかなか画になる
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 19, 2024
アントワープまできたらぜひ夜にも足を運んでみてください
周辺のレストランやパブも観光客で賑わっています#アントワープ pic.twitter.com/JL67NgWPB4
ブリュッセルに比べて、アントワープは夜歩いてもそれほど不安を感じなかった。
もちろん軽犯罪対策は必要だけど、聖母大聖堂周辺は観光客も多くて比較的安全。
De Peerdestalで馬肉ステーキを初体験
アントワープ名物のひとつ、馬肉ステーキ。
お店は「De Peerdestal」。
アントワープで名物の馬のステーキを食べにDe Peerdestalに来てみました
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 20, 2024
噛みごたえはあるけど臭みなどはなく食べやすい
ソースは3種類から選べてフリットも付いてきます
アントワープのビールと合わせれば最高のディナーになります#アントワープ pic.twitter.com/z9etCR9yt3
噛みごたえはあるけれど、臭みはなくて食べやすい。
ソースは3種類から選べて、フリット(フライドポテト)付き。
地元のビールと一緒に楽しめば、立派なディナー。
コスパ重視なら「ホテルナショナル」もおすすめ
宿泊したのは「ホテルナショナル」。1泊12,000円程度。
聖母大聖堂までは徒歩6分程度とアクセスも抜群で、アントワープにしてはかなりコスパが良い印象。
短期滞在でも十分満足できるホテルでした。
ベルギーのアントワープでホテルナショナルに宿泊しました。
— TraBlog@旅行✖️ブログ✖️留学 (@TProak) October 20, 2024
1泊12,000円くらいで泊まれるホテルです。
聖母大聖堂までも歩いて6分くらいで行けます。
アントワープで利便性とコスパの良いホテルを探している方におすすめです。#アントワープ pic.twitter.com/Gwbz02IGsa
おわりに|自由気ままに街歩き
今回のベルギー旅は「予定通りに動けた旅」ではなく、「気になる匂いや風景に導かれる旅」でした。
行こうと思っていた場所の前でビールを飲んだり、ふと立ち止まった橋の上で川の流れを眺めたり。
そういう“無駄なようで豊かな時間”が、後からじわじわと思い出になっていきます。
ぜひ、ベルギーを旅するときは「時間をちょっと多めに持っていく」のをおすすめします。
どの街にも、あなたを呼び止める何かが、必ずあるはずだから。
それでは、良い旅を!
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