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ビジネス書・自己啓発本を速く読む方法3選【読書歴16年で思うこと】

 

  • 読書は好きなんだけど、読むのに時間がかかってしまう方
  • 短い時間でビジネス書や自己啓発本から情報収集したい方
  • 本を読む時間がなかなか取れない方

 

このような悩みを抱えているあなたに、読書歴16年、これまでに数百冊の本を読んできた経験から、「ビジネス書・自己啓発本を速く読む方法3選」について紹介します。

 

 

ビジネス書・自己啓発本を速く読む方法3選

 

早く中身が知りたい方は、ここの前置きは飛ばしてください!

 

 

私はもともと、本を読むのが得意ではありませんでした。

 

そんな私の転機は、大学1年生のころ おいしいコーヒーの入れ方 という本にであったことでした。

 

あれから16年、小説、ビジネス書、参考書なども含めると、これまでに数百冊の本を読んできました。

 

今では200~300ページ程度の本であれば1~2日くらいで読み切ることができます。

 

しかし、読書を始めた当初はというと、

「なかなかページが進まない」

「読んだそばから忘れてしまう」

という感じで、本をサクサク読める今とは程遠い状況でした。

 

 

でも おいしいコーヒーの入れ方 の主人公が自分と同世代で、ストーリーがイメージしやすかったことや、シリーズ本だったので1冊で終わらなかったこともあり、何となく本を読み続けていました。

 

その流れで、おいしいコーヒーの入れ方 が読み終わるころには、ふらっとツタヤで見かけた「千里眼」シリーズ を読み始めており、気が付くと本を読むことが好きになっていました。

 

 

その後も就職活動があったことや、就職後に意識高い系社会人を目指していたこともあり、小説だけでなく、ビジネス書や自己啓発本なども読み漁るようになりました。

 

ちなみにこのときに読んだ稲森和夫の「生き方」では、社会人として重要な「考え方」や「仕事に取り組む姿勢」を学ぶことができ、今でも視野が狭くなりそうなったときには、本書の内容を思い出すようにしています。

 

 

少し前置きが長くなりましたが、「本を読むのが得意でない」状況から「サクサク読める」ようになった経験より、今の私がどのようなことを意識して本を読んでいるのか?

 

本記事で紹介したいと思います。

 

 

 

全てを覚えようとしない

 

まず、本を読みはじめる際に意識すべきこととして、「本に書いてある内容全てを覚えようとしない」ことがあげられます。

 

「せっかくお金を出して購入したものだから、できるだけ多くのことを学びたい」

 

という気持ちは分かります。

 

しかし特別な能力を持った人を除き、本の内容を全部覚えていられるほど、人間の記憶力はよくありません。

 

本を読み終わったときに、

  • 「何が書いてありましたか」
  • 「何が印象に残りましたか?」

と聞かれたとしましょう。

 

きちんと答えることができますか?

 

何も意識しないで本を読み進めてしまうと、このような問いに対して、

  • アバウトな答えしか浮かばない
  • 何も答えられい

といったこともよくあります。

 

 

 

 

 

そこで、「全てを覚える」代わりに、本を読み終わったときに「印象に残ったことを3つ答えられる」ことを意識しましょう。

 

3つなら覚えていられる気がしませんか?

 

ここで、「問いに答えられるようにする」ということも重要なポイントです。

 

このような意識を持つことで、他人に説明することを前提に文章を読むようになります。

 

つまりアウトプットを意識しながら読むことで、記憶への定着が良くなる訳です。

 

大事なこと3つ以外は、「あんなことが書いてあったな」くらいの記憶に留めておいて、あとで気になったら読み返すくらいで十分です。

 

次回から「全てを覚えるのではなく、大事なことを3つ見つける」ことを意識して、本を開いてみてください。

 

 

問題意識を持って読む

 

ちょっと極論になりますが、本に書いてある内容のうち、あなたが読むべき場所は、悩みや問題が解決する箇所だけです。

 

そのために、数百ページもある本を最初から最後まで読むのは、効率が悪いと思いませんか?

 

 

あなたが手に取った本の著者は、

  • 「何年もかけて得た知識やスキル」
  • 「顔をそむけたくなるような失敗から学んだこと」
  • 「再現性のある成功体験から伝えたいこと」

などを、読者であるあなたに必死で伝えようとしています。

 

そのため、著者が最も伝えたいこと以外にも、理由、経緯、具体例、補足など、たくさんの情報が盛り込まれています。

 

それは著者たちが、読者であるあなたへメッセージを届けるために、

  • 感情をそそるような記述を含めたり
  • 納得するような理由付けをしたり
  • 行動を促すような言葉を付け加えたり

しているからです。

 

 

 

 

でも、もし「あなたの知りたい内容」が明らかな場合、そういった内容までしっかり読む必要がありますか?

 

つまり、あなたにとって重要な箇所にたどり着くまでは、いわゆる流し読みをしつつ、重要な記述に近づいてきたなと思ったら、じっくり読めばいいのです。

 

こうすることで、数百ページある本でも、短い時間で知りたい情報にたどり着くことができます。

 

 

 

 

流し読みがしっくりこない方は、「話の大筋をつかむ」ことを意識しつつ、看板の文字やテレビの字幕を眺めるようなイメージで読んでみることをおすすめします。

 

はじめのうちは、「流し読みだと内容が頭に入ってこない」といったこともあるかと思います。

 

そのように感じたら、読むスピードを少し落としてみたり、同じスピードでもう一度頭に入らなかった箇所を読んでみたりしてください。

 

慣れてくれば、「流し読み」と「じっくり読み」で、それぞれ心地よいスピードが見つかります。

 

 

本の構成を知る

 

ビジネス書や自己啓発本では、一般的に著者の主張を分かりやすく伝えるための論法、いわゆる文章を構成するパターンがあります。

 

このような文章が構成されるパターンを把握しておくことで、次にどんな内容が書かれているかを予測しながら読み進めることができます。

 

つまり、読書中に

「このあたりは、自分が一番知りたい情報ではないな」

「そろそろ著者の主張に近づいてきたから、じっくり読んでおいた方が良さそうだ」

といったことを考えられるようになります。

 

これにより、先ほど説明した「流し読み」と「じっくり読み」をすべき場所が感覚的に分かるため、結果的に本を速く読み終えることができます。

 

 

 

 

多くの場合、

  1.  問題提起
  2.  著者の主張
  3.  理由・根拠
  4.  具体例
  5.  結論
  6.  補足情報

の順番で書かれています。

 

問題提起の前に、冒頭で結論を先に述べているケースもありますが、この流れで著者の主張が展開されることがほとんどです。

 

本全体だけでなく、各章においても同じような構成が多く用いられています。

 

 

 

 

なので本を開いたら、まず目次に目を通すようにしましょう。

 

本がどのような構成で成り立っているかを把握するためです。

 

すでに問題意識をもって読み始めている場合は、

  • 1. 問題提起や4. 具体例は基本的に流し読み
  • 2. 著者、3. 理由・根拠、5. 結論はじっくりと読む
  • 気になれば4. 具体例や6. 補足情報にも目を通す

くらいでも、悩みや問題は十分解決できます。

 

このように、典型的な論法と本の構成をあらかじめ理解しておくことで、読書に「強」「弱」をつけることができ、効率よくあなたの知りたい情報にたどり着くことができます

 

 

まとめ

 

本記事で紹介しました「ビジネス書・自己啓発本を速く読む方法3選」のまとめです。

 

  • 全てを覚えようとしない ⇒ 印象に残ったことを3つ答えられるようにする
  • 問題意識を持って読む ⇒ 「流し読み」と「じっくり読み」の使い分け
  • 本の構成を知る ⇒ 効率よく知りたい情報にたどり着ける

 

以上、少しでも参考になれば幸いです。

 

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