パレンケの町について知りたい方。
パレンケの町に宿泊し、遺跡への観光をご検討されている方。
私がパレンケの町に滞在し収集してきた情報を共有します。
メキシコの中でもマヤの遺跡として有名な "パレンケ遺跡" へのゲートシティとなるのがパレンケの町です。
メキシコシティーやカンクンと比べると、まだ訪れる日本人観光客も少ないためか、事前に得られる情報も限られています。
パレンケは小さな町で、治安もメキシコの中ではいいとされてますが、それなりに情報は欲しいものです。
そこで今回は、メインストリートを中心にホテルやレストラン、両替の情報なども含めて、パレンケの町を紹介したいと思います。
パレンケの町は Av. Juarez がメインストリートで一番栄えています。
メインストリート沿いにはレストランや露店、ホテルやツアー会社などが並び、夜まで賑わっております。
メインストリート以外にもホテルや食堂はありますが、雰囲気がよくない場所もあったので、あまりお勧めはできません。
パレンケの町を徹底解説
町の地図
メインストリート周辺の地図は⇩のとおりです。
1. パレンケ遺跡行きコレクティーボ乗り場

「telcel」というお店の前に停まっている白いワンボックスカーが、パレンケ遺跡行きの乗り合いバス(コレクティーボ)です。
フロントガラスに「PALENQUE」と書いてあるので、すぐに分かると思います。
片道M$20です。なお車によってクオリティにかなりの差がありました。
私が行きに乗った車はオンボロでしたが、帰りは普通でした。
2. ホテル・ラカドニア
バス停の目の前にあるため、遺跡へのアクセスには便利なホテルです。
3. Banco Azteca(銀行)
両替ができます。
レートもそこそこよく、警備もしっかりしている印象でした。
ただし、すごい行列ができていることもあったので、空いてるタイミングを見計らって行った方がいいと思います。
なお中に入ると正面奥にオレンジ色のブースがありますが、こちらでは両替はしていません。
入って右手にある緑色のブースで両替ができます。
4. ホテル・ニクテハ
メインストリート沿いにあり、きれいめで口コミの評価も高いホテル。
5. EL Herrado


リーズナブルなメキシコ料理レストラン。タコスM$10~14。
ビールあり。基本的な英語は通じます。
6. UZATH LEMBAL(酒屋)
交差点にある酒屋。ビールの種類が豊富です。
水やちょっとした日用品も売ってます。
7. La huasteca
イタリアン兼メキシコ料理レストラン。
メキシコ料理に飽きてしまった方はピザも食べられます。
8. BBVA Bancomer(銀行)
ATMが6台くらいあり、キャッシングができます。
両替もできそうでしたが、奥に広い待合室があり、ブースもいくつかあったので、スペイン語が話せないと難しいかもしれません。
9. EL FAGON NORTENO
バー兼メキシカン料理レストラン。
夜はオレンジ色のライトがいい感じに点灯します。
店員さんは英語はちょっと苦手でしたが、とても親切で一生懸命料理の説明をしてくれました。
10. バーガーキング
メキシコ料理に飽きてしまった方にもおすすめです。
11. PANADERIA(パン屋さん)
パレンケ遺跡行きバス乗り場の向かいにある激安のパン屋さん。
食費を抑えたい方や朝食なしの宿に泊まっている方にはおすすめ。
12. OXXO(コンビニ)
メキシコのコンビニ。
ビールや水、スナックなども安く買えます。
13. Tropi Tacos
メキシコ料理がリーズナブルに食べられるレストラン。
朝食営業あり。
ここのタコスはシンプルですがかなりおいしい。キッチンのお兄さんも陽気でノリがいい。
14. Ahorro(薬局)
比較的英語が通じる薬局。虫よけ(蚊よけ)はここで買いました。
またいろいろなお店を見て回りましたが、水はここが一番安く買えます。
15. Maras
雰囲気のいいメキシコ料理レストラン。
広場の目の前にあり夜は欧米人観光客で賑わっていました。
16. MAYA
サービスがいいと評判のメキシコ料理レストラン。
17. サントドミンゴ教会


教会の周りは若干薄暗かったので、日中の暗くなる前に訪れた方がいいと思います。
土産物屋
民芸品や雑貨はここで購入できます。
サンダルや帽子なども安く売っているため、旅の途中で必要になったときはぜひこちらで。
大衆食堂


メキシコ人観光客や地元の人で賑わう大衆食堂。
値段はかなりリーズナブルですが、若干ハードルが高いように感じました。
南側の食堂(右の写真)の方がスタイリッシュで入りやすい雰囲気でした。
PALENQUEの文字
広場にあるPALENQUEの文字。
午前中に行ったら人は少なめでしたが、陰になってしまいました。
夕方になると混雑していたので、午後の早い時間帯がいいのかもしれません。
高速WiFi付きのホテル


私が宿泊したホテル マヤルエ Hotel Maya Rue。
12月末のハイシーズンでしたが、2泊朝食込みで1室M$2006、日本円で12,000円くらいでした(2018年12月)。
メインストリートからは20mくらい路地に入りますが、交差点の近くで人通りもあり、夜でもスタスタ歩けば大丈夫そうな雰囲気でした。
1階のフロントの前に朝食スペースがあります。
ビュッフェ形式ではありませんが、スタッフに言うとトースト、ヨーグルト、フルーツ、コーヒーなどを出してくれます。たまに蚊がいるので、虫除けスプレーをしてから行くといいと思います。
部屋はシンプルなつくりですが、きれいめで特に不満はありませんでした。
棚がベッドサイドやテレビの下、バスルームにもあり何かと便利でした。またメインストリートから少し外れるため、夜でもある程度静かです。


WiFi環境は極めて良好で、部屋でストレスなくYouTubeも見られます。
パレンケの町はまだマイナーなのか、事前にエクスペディアやホテルズドットコムなどで予約できるホテルは限られています。
また、メインストリート以外は雰囲気が良くない場所もあったので、ホテル マヤルエ Hotel Maya Rueはかなりおすすめです。
2018年12月現在、支払いは現地での現金のみでした。
キャッシングができる BBVA Bancomer も近くにありますが、日本で作ったカードが必ず使えるとも限らないので、宿泊代金は現金で確保しておくことをお勧めします。
両替は町中の Banco Azteca でできます。
治安について
日中に気をつけて歩く分には問題ないと思います。
また夜間でもレストランなどは賑わっており、露店もたくさん出ているため、注意して歩けば大丈夫だと思います。
ただし、レストランの中にまで物売りが入ってきたり、スリなどもあるらしいので、所持品には十分注意しましょう。
夜遅くの外出などはお勧めできませんが、総じて24時間営業の店などもありメキシコの中でも治安はいい方だと思います。
パレンケへの行き方
飛行機で
Interjet がメキシコシティーからの直行便を水曜日と土曜日に運行しています。
料金は時期により変動しますが片道1万円前後です。
ADOのバスで
ビジャエルモッサから約2時間~2時間半
⇒ M$95~350
カンペチェから約6時間
⇒ M$490~492
メリダから約8時間半
⇒ M$548~708
サンクリストバル・デ・ラスカスから約8時間半~9時間
⇒ M$157~400
⇩のサイトから事前購入可能です。Paypalで支払いができます。
チケットは印刷するか、乗車時にメールに送られてくるバーコードを見せられるようにしておきましょう。
また車内は寒いことが多いので、羽織るものはあった方がいいと思います。車内にトイレはついています。手を洗う水も出てきます。
ADOのバスターミナルやチケットの予約方法は⇩にまとめたのでご覧下さい。
バスターミナルから町の中心地までの行き方
ADOのバスターミナルを出ると、大きな三差路があります。
三差路の中心にパカル王のモニュメントがありますが、そこから奥に(東に)続いている道がメインストリートです。
カンペチェや遺跡方面に間違って歩かないように気をつけて下さい。
バスターミナルでは WiFi が使えるのでホテルまでの行き方を調べてから出発するのもいいと思います。
関連記事
パレンケ遺跡の見どころも紹介しておりますので、あわせてご覧下さい!
カンペチェからバスで来られる方はこちらもご覧下さい。
おすすめのガイドブック
ご存知の方も多いと思いますが、地球の歩き方メキシコがすごく役に立ちました。
インターネットでもメキシコシティーやカンクンなどの情報はそれなりに得られますが、地方都市だとまだまだ少ないかなと思います。
またスペイン語の表記しかないところや、英語が通じない場所もあったので、地球の歩き方メキシコはメキシコ旅行者の必需品だと思います。
一方でカンクンやメキシコシティーなどは若干詳しすぎたりもするので、視覚的に一発で見どころを知りたい方には⇩のるるぶもおすすめです❗❗