どうも、30代/男性/既婚/子持ち/によるブログです!
・この記事の時点で社会人歴約13年
・副業・ブロガー歴約5年
・2児の父(2歳と4歳)
- 年金制度はやがて消滅する?――保険としての年金とこれからの生き方
- 定年後も「のんびりできない」時代が来るかもしれません
- 年金は「保険」であるという原点に立ち返ってみましょう
- 年金制度と生活保護、線引きはますます曖昧に?
- 「年金がない前提」で、老後を考える時代に入ったのかもしれません
- 最後に、これからの時代に備えるために
- あわせて読みたい!
年金制度はやがて消滅する?――保険としての年金とこれからの生き方
「年金って、いずれなくなると思うんですよね。」
そんな何気ない一言から、今回のお話は始まりました。
かつての日本社会には、“正解”のような人生モデルがありました。
大学を出て、良い会社に入り、年功序列で昇進し、60〜65歳で定年退職。
そしてそのあとは年金を受け取りながら、静かな老後を過ごす――そんな生き方が「当たり前」とされていた時代です。
でも、今はどうでしょうか。
働き方や生き方、そして価値観がこれほどまでに多様化した現代では、こうした“模範解答”のような人生設計は、もはや崩れつつあるように思えます。
私たちは、日々のSNSやニュース、YouTubeなどから、新しいライフスタイルや働き方に触れています。
その影響もあってか、「自分も何かしなければ」と、心のどこかで焦りを感じてしまうこと、ありませんか?
定年後も「のんびりできない」時代が来るかもしれません
特に20代〜40代前半の世代の方々は、「何か意味のある活動をしていないと不安」といった感覚を、無意識に抱えていることが多いようです。
こうした世代が20〜30年後に定年を迎えたとき、はたして「家でゆっくり老後を過ごす」ことに満足できるのでしょうか。
このような状況では、「定年後も何かしら働く」ことが、半ば当たり前のようになるかもしれません。
一定以上の収入がある以上、年金が減額されたり、支給されなくなります。
そうなると、結果的に「年金を受け取らない高齢者」が増えていく可能性もあるのです。
年金は「保険」であるという原点に立ち返ってみましょう
年金という言葉はとても馴染み深いものですが、正式には「国民年金保険」といいます。
つまり、年金はあくまで「保険」の一種なのです。
保険とは、「本来起きてほしくない事態に備える仕組み」です。
たとえば、火災保険や自動車保険は、「事故や火災が起きたときの損害を補償するため」に加入します。
誰も事故や火事を望んではいませんよね。
年金も同じです。
「収入なしで生きていく」という状態に備える保険。
つまり、以下のような状況に対応するための制度なのです。
- 体力の衰えや病気によって働けない
- 年齢を重ねても働きたいと思える仕事がない
- 投資による資産や副収入がなく、キャッシュフローがない
年金制度と生活保護、線引きはますます曖昧に?
参考資料(少子高齢化と年金財政への圧力)によると、生活保護受給者の約45%が高齢者であるとの記述がありました。
年金だけでは生活できない高齢者が、すでに相当数存在しているということです。
このような現実から考えると、年金制度は今後、「保険」という役割を縮小し、「最低限の生活を保障する」制度へと変わっていくかもしれません。
つまり今後は、年金制度と生活保護、あるいは国民健康保険など、他の社会保障制度に統合・再編されていく可能性が高いと考えられます。
「年金がない前提」で、老後を考える時代に入ったのかもしれません
これからの社会では、「年金があるから安心」とは言えない時代になっていくでしょう。
大切なのは、「60歳で引退して年金生活に入る」という固定観念をいったん手放してみること。
これからの時代は、自分のライフスタイルに合った働き方や稼ぎ方、老後との向き合い方、というよりはむしろ「老後」という概念自体を自分自身で設計していく力が求められているように思います。
年金制度の行方を悲観するのではなく、
- 「保険としての年金は今後どう変わるのか」
- 「そのとき自分はどう備えておくべきなのか」
という視点を持つことが大切なのではないでしょうか。
最後に、これからの時代に備えるために
- 年金制度は“保険”としての原点を再認識する必要がある
- 焦燥感により働く高齢者が増える
- これにより年金を受け取らない高齢者が増える見込み
- 年金と生活保護の境界が曖昧になりつつあり、制度の再編が予想される
- 「年金のない未来」も視野に入れながら、今から自分らしい生き方を考えることが重要
この記事が、年金や老後について考え直すきっかけになれば幸いです。
未来の備えは、制度ではなく、自分自身の意識と行動から始まるのかもしれませんね。
以上です!
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