- 今は英語が苦手でも、将来的に英語を話せるようになりたい方
・この記事の時点で社会人歴約10年
・アメリカの大学院に留学
・オーストラリア駐在
本記事では、英語を話せるようになるために必要な『メンタルの部分』について、アメリカ・オーストラリアでの生活を通して思うことを紹介します。
英語を話せるようになるために必要なこと
アメリカ・オーストラリアに渡航後も継続的に英語を学習してきて、『英語が話せるようになる過程において最も重要』だなと思うことがあります。
それは『小さな勇気』です。
英語の勉強をしていると、
- 「自信を持つことが大事」
- 「リラックスして話すことが大事」
などの話を耳にしますが、それらは結果的に得られるものであって、根本的なアドバイスではないのかなと思います。
英語が話せるようになりたいと思っている方なら、
- 外国人に話しかけてみようと思ったけどやめてしまった
- 話かけられたけどうまく聞き取れなかった
- なんとなく笑いながら "Thank you" とか "Yes" とか言ってしまった
のような、悔しい経験は一度はありますよね。
このような経験はなぜ起こってしまうのでしょうか?
その根本的な理由は、
『自信がなかった』からでもなく、
『リラックスしていなかった』からでもなく、
『小さな勇気』を持てなかったからです。
スポーツなどでも大会や公式戦の前には、必ず練習試合などを行い、本番に備えてチームを強化しますよね。
それと同じで、いくら家で一生懸命スピーキングの練習をしていても、実戦での経験を積み重ねなければ、英語は話せるようにはなりません。
ただし、その実戦は『小さな勇気』を持っていないと、簡単に目の前を通り過ぎてしまいます。
目の前を通り過ぎた後は、
「また話せなかった」
「またダメだった」
という後悔や罪悪感だけが残ってしまい、モチベーションが低下したり、英語ができないというレッテルを自分に貼り付けたりしてしまうかもしれません。
小さな勇気をもつことで、
- 話しかけたら普通に通じた!
- きちんと聞き返したら理解できた!
- 楽しく話せた!
などの『小さな成功体験』を得ることができます。
この『小さな成功体験』が『次の小さな勇気』を生み、さらにそこで得た『小さな成功体験』が、またその次の『小さな勇気』を生み出してくれます。
このプロセスを繰り返し、『小さな成功体験』を積み重ねることによって、だんだん英語に慣れてきて『リラックスして話せる』ようになったり、『自信が持てる』ようになるワケです。
『小さな勇気』を持った結果、仮に上手くいかなかったとしても、その経験を通して自分に足りない要素を分析することができます。
- 「知らない単語があって聞き取れなかった」
- 「言いたいことはあったんだけど英語が出てこなかった」
- 「時制や単数・複数を間違えてしまった」
などいろいろありますが、原因が分かれば対策をとることができ、次は場面では話せるようになっているかもしれません。
上手くいかなくても失うものは何もありませんが、『小さな勇気』が持てず英語を話す機会をスルーしてしまったら、『自分に足りない要素を知る機会』さえも失ってしまいます。
まとめ:小さな勇気!
リラックスしたり、自信を持って英語が話せるようになるためには、『小さな勇気』を持って自分から英語を話す機会を作り、そこから得られる『小さな成功体験』を積み重ねることが大切だと思います。
もし上手くいかなかったとしても "Who cares?" くらいな気持ちでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
これからも一緒に頑張っていきましょう!
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