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今は英語が苦手でも、将来的に英語を話せるようになりたい方。
本記事では、英語を話せるようになるために必要なメンタルの部分について、アメリカでの生活を通して思うことを紹介します。
英語を話せるようになるために必要なこと
本記事では、英会話初心者や将来英語を話せるようになりたいと考えている方向けに、英会話の学習をしていくうえで必要なメンタルの部分について紹介します。
なのでもうすでに英語が得意な方や、英語が話せるようになる方法論を知りたいという方は、スルーしていただいて構いません。
私は今までTOEFLの勉強にはじまり、アメリカ渡航後も継続的に英語を学習してきて、英語が話せるようになる過程において最も重要だなと思うことがあります。
それは、「小さな勇気」です。
よく「自信を持つことが大事」や、「リラックスして話すことが大事」などの話を耳にしますが、個人的にはそれらは副次的に得られるものであって、根本的なアドバイスではないのかなと思います。
英語が話せるようになりたいと思っている方なら、
- 旅行先などで、外国人に話しかけてみようと思ったけどやめてしまった
- 話かけられたけどうまく聞き取れなかったり、あるいは返答が分からなくて、なんとなく笑いながら "Thank you" とか "Yes" とか言って会話を終わらせてしまった
のような悔しい経験は一度はあるはずです。
このような経験は何に起因するのか?
その根本的な理由は、
「自信がなかった」からでもなく、
「リラックスしていなかった」からでもなく、
「小さな勇気」を持てなかったからです。
スポーツなどでもそうですが、大会や公式戦の前には必ず実戦形式の練習や、あるいは練習試合などを行い、本番に備えてチームを強化していきます。
それと同じで、いくら家で一生懸命スピーキングの練習をしていても、実戦での経験を積み重ねなければ、英語は話せるようにはなりません。
そしてその実戦は「小さな勇気」を持っていないと、簡単に目の前を通り過ぎてしまいます。
最悪の場合、「また話せなかった」や「またダメだった」という後悔や罪悪感だけが残ってしまい、
モチベーションが低下したり、英語ができないというレッテルを自分に貼り付けたりしてしまうかもしれません。
決して自信があるわけではないけど、「小さな勇気」を持って話しかけたり、会話を続ける努力をしたり、聞き取れなければきちんと聞き返すことによって、「伝わった!」や「2回目は聞き取れた!」、あるいは「楽しく話せた!」などの「小さな成功体験」を得ることができます。
この「小さな成功体験」が「次の小さな勇気」を生み、さらにそこで得た「小さな成功体験」がまたその次の「小さな勇気」を生み出してくれます。
このプロセスを繰り返し、「小さな成功体験」を積み重ねることによって、だんだん英語に慣れてきて「リラックスして話せる」ようになったり、「自信が持てる」ようになっていきます。
「小さな勇気」を持った結果、仮に上手くいかなかったとしても、その経験を通して自分に足りない要素を分析することができます。
- 「知らない単語があって聞き取れなかった」、
- 「言いたいことはあったんだけど英語が出てこなかった」、
- 「時制や単数・複数を間違えてしまった」
などいろいろありますが、原因が分かれば対策をとることができ、次は場面では話せるようになっているかもしれません。
上手くいかなくても失うものは何もありませんが、「小さな勇気」が持てず英語を話す機会をスルーしてしまったら、自分に足りない要素を知る機会さえも失ってしまいます。
まとめ
リラックスしたり、自信を持って英語が話せるようになるためには、「小さな勇気」を持って自分から英語を話す機会を作り、そこから得られる「小さな成功体験」を積み重ねることが大切だと思います。
もし上手くいかなかったとしても "Who cares?" くらいな気持ちでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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