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アメリカでスピード違反をしたときの事後処理について【罰金 裁判 減点など】

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  • アメリカ滞在中にスピード違反をしてしまった方

 

 

お恥ずかしい話ですが、私は2年間のアメリカ留学中にスピード違反を3回ほどしてしまいました。

 

その経験から、スピード違反をした後の事後処理について情報共有したいと思います。

 

本記事で紹介する内容は以下の通りです。

 

 

 

 

アメリカでスピード違反をしたときの事後処理について

 

アメリカでスピード違反をしてしまった方。

 

スピード違反で切符を切られてしまった後の処理方法についてお伝えしたいと思います。

 

アメリカで運転をしていると、

  • 制限速度を超えて追い抜いて行く車がいたり
  • 道が広いわりに制限速度がなぜか低めに設定されていたり
  • 学校の近くだと時間帯によって制限速度が大きく変わったり

することに気が付きます。

 

 

また長い時間運転してしていたりすると、「早く着きたいな」などと思うのも仕方がないことかなとも思います。

 

しかし、気を付けていないとスピード違反で切符を切られるだけでなく、大きな事故にもつながりかねません。

 

私もスピード違反で切符を切られた経験が2回、切符は切られませんでしたが「警告」をされた経験が1回あります。

 

本記事では、その時の状況やその後の処理について説明したいと思います。

 

  • 事例①:18マイルオーバーで切符を切られる⇒裁判所に行く
  • 事例②:11イルオーバーで警告を受ける⇒何もしなくて良い
  • 事例③:13マイルオーバーで切符を切られる⇒ネットで罰金を払う

 

 

 

 

 

事例①:18マイルオーバーで切符を切られる

 

場所・そのときの状況

 

場所:ジョージア州のハイウェイ

状況:制限速度70マイルのところを88マイルで走行

   路肩に待ち構えていたHighway Patrolに捕まる

 

渡米して2ヶ月後くらいのことでした。

 

最初は制限速度+5マイルくらいで運転していたのですが、すごいスピードで追い抜いて行く車が結構いたので、大丈夫かなと思い90マイルを超えない程度で運転していました。

 

すると路肩にHighway Patrolの車がいることに気付いてスピードを少し下げました。

 

さらに横を通り過ぎるタイミングでHighway Patrolの車が動き出すのが横目に見えたので、通り過ぎたあとにスピードを制限速度の70マイルまで落として走行していました。

 

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しばらくするとHighway Patrolの車が追いついてきて、私の車のすぐ後ろを追尾し始めました。

 

そのときは制限速度の70マイルで走っていたので大丈夫だろうと思ったのですが、直後にサイレンを鳴らされたので、減速し路肩に車を駐めました。

 

しばらく車の中で待っていたのですが、Highway Patrolの車からもなかなか人が出てこなかったので、私は車から降りてHighway Patrolの車に向かって歩き始めました。

 

すると大声でスピーカーから、車の中に戻るように指示されました。

 

あとから調べたことですが、車の外には絶対に出てはいけないとのことです。

 

反抗してきたと見なされ、銃で撃たれてしまうケースなどもあるようなので、車の中で両手をハンドルの上に置いたまま待機するのが正解だったようです。

 

しばらくすると警察官のような服装をした人が車から出てきて、左手を腰の拳銃に添え、右手で私の車のドアを抑えながらゆっくりと近づいてきました。

 

そして窓を開けるように指示されました。

 

 

 

 

 

 

何を話したか詳しくは覚えてないのですが、

「Speeding(スピード違反)だ。70マイルの道を88マイルで走っていた。免許証と車の保険証を見せろ」

という流れでした。

 

免許証と車の保険証を渡すと一旦車に戻り、しばらくすると切符を片手に戻ってきました。

 

いろいろ話されましたが、結論的には「召喚状が送られてくるから、指定された日に裁判所に出廷しろ」とのことでした。

 

数日後、召喚状が家に送られてきました。

 

私はフロリダ州に住んでいたのですが、スピード違反をした州のジョージア州の裁判所に出廷するようにとの内容が書いてありました。

 

また、この頃になると弁護士からダイレクトメールがたくさん届きます。

 

私の場合は大学で授業もなく、車で3時間弱の場所だったので特に問題ありませんでしたが、旅行中にスピード違反をして、飛行機で行かなければならない方や、どうしても外せない用事のある方などは、弁護士に依頼してもいいのかなと思います。

 

 

 

 

 

裁判の様子

 

当日の裁判の様子について書きたいと思います。

 

まず私と同じように軽微な罪で召喚された人が2列に並ばされます。

 

そのあと裁判官と地方検事のが入ってきて⇩のように座ります。

 

 

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裁判官の中で1番偉そうな人が話し始めます。

 

聞き取れなかった部分もありますが、「アメリカの法律に基づき云々・・・」的な話です。

 

そのあと、

  • 罪を認めるのであれば裁判官のところに行き、罰金を支払う
  • 検事と話をしたいのであれば、緑色の地方検事のところに行く

ように言われました。

 

そして一人一人どうしたいのかを聞かれるので、「I would like to ~」のように答えます。

 

ほとんどの人が検事と話をしたいと答えていましたが、数名は罪を認めていました。

 

罪を認めた人から処理を済ませて、検事と話をしたい人はしばらく待たされました。

 

その後一人一人検事のところに行くように指示されます。

 

みんないろいろ話をしていましたが、私は何を話したらいいかも分からなかったので、とりあえずスピード違反の切符を見せました。

 

罪を認めればこの場で払うお金は少なくて済むけど、履歴と減点が残るとのこと。

ただし400ドルくらい払えば罪を軽くでき、履歴と減点もなくなるとのことでした。

 

 

 

 

 

 

いろいろ考えましたが、履歴が残るのもなんとなく嫌だったのと、減点があると車の保険料が高くなるとの話も聞いていたので、400ドル支払うことにしました。

 

400ドルを払うと、88マイルのスピード違反が74マイルのスピード違反に格下げになりました。

 

400ドルの内訳としては、180ドルが罰金で、60ドルは裁判所の使用料、残りの200ドルは・・・検事への賄賂みたいなものでしょうか?

 

支払いを済ませて、⇩のような書類を受け取れば終了です。

何かと精神的に疲れました。なお罰金は現金払いのみでした。

 

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事例②:11マイルオーバーで警告を受ける

 

場所・そのときの状況

 

大学からの帰り道(下道)で、30マイルの道を41マイルで走行していました。

 

普段は車通りがそこそこあって、みんな40マイルくらいか、もしくはそれ以上で運転している道です。

 

しかしその日は、私の車しか走っていなく、私自身もスピード違反をしているという意識は全くありませんでした。

 

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しかし前回のケースと同じく、横を通り過ぎるくらいのタイミングでSHERIFFの車が動き出して、再びサイレンを鳴らされて路肩に車を駐めました。

 

前回のケースとあわせて考えると、日本のように後ろを走りながら速度を計測して現行犯というよりは、スピードガンなどで車の中から測っているように思います。

 

この時は車でしばらく待機していたら、比較的早く保安官が出てきて、窓を開けるように言われました。

 

間違えてドアを開けてしまったら、ドアを閉めて窓を開けるように注意されました。

 

同様に

「君は30マイルの道を41マイルで走行していた。スピード違反だから運転免許証と車の保険証を見せなさい」

と言われました。

 

一旦車に行き再び戻ってくると、切符は切らないと言われました。

 

その代わり「警告」と書かれた紙を渡され、「記録がSHERIFFに残るから、次回以降気を付けろ」とのことでした。

 

なので結果的に、前回のように裁判所に行く必要はなく、罰金もありませんでした。

 

 

 

 

 

事例③:11マイルオーバーで切符を切られる

 

場所・そのときの状況

 

夏休みにロードトリップに行ったときのことです。

 

ザイオン国立公園に向かう途中でした。

 

Springdaleの町に入ってしばらくすると、サイレンは鳴らさず、パトカーがランプを点灯させながら私の後ろを走っていることに気がつきました。

 

スピード違反をしている意識は全くなかったので、しばらくそのまま走っていると、一瞬だけサイレンを鳴らされました。

 

観光地だから大々的に鳴らすのは控えているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

路肩に入って車を止めてからは、事例①の時と同じです。

 

警官が降りてきて、窓だけ開けるように指示されました。

 

「制限速度30マイルの道を48マイルで走っていた。35マイルまではオッケーだが、48マイルはスピード違反だ。運転免許証を出せ」といった流れです。

(5マイルオーバーはいいんだ・・・)

 

警官は一旦パトカーに行き、しばらくすると⇩の切符とともに戻ってきました。

裁判所に電話するか、罰金を払うように言い、去って行きました。

 

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罰金の払い方

 

州によって多少異なるかもしれませんが、ユタ州の場合はネットで支払いが可能です。

 

基本的にはサイトの指示に従って入力するだけですが、その流れを共有したいと思います。

 

まず切符の裏面に書いてあるURLを打ち込むと一番上に出てくるのでクリックします。

 

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ページが開くので、次にOnline Paymentsをクリックします。

 

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切符に書いてあるCitation Numberを入力し、Searchをクリックすると、名前や罰金の金額が表示されます。Make a Paymentをクリックします。

 

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名前や住所、メールアドレスなどを入力します。

 

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支払い方法を選択します。

クレジットカードで支払いが可能なので、カード情報を入力し、Continueをクリックします。

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確認画面が表示されるので、Submit Paymentをクリックします。

 

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支払いが完了すると、⇩のような画面が現れるので、印刷するかPDFに保存しておきましょう。

 

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入力したメールアドレス宛てにも⇩のような確認メールが届きます。

ほとぼりが冷めるまでは、削除しないほうが良いと思います。

 

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まとめ

 

本記事のまとめ・教訓です。

 

  • スピード違反で切符を切られると、金銭的にも精神的にも消耗します
  • スピードガンなどで車内から計測している模様
  • スピード違反をしてしまい、路肩に駐めるように指示されたときは、絶対に車から出てはいけない
  • 次の指示があるまで、両手をハンドルの上に置いて待つ
  • ドアは開けずに窓だけ開ける
  • 切符を切られないケースもある
  • 出廷する裁判所の場所やスケジュール次第では弁護士に依頼することもできる
  • 裁判所での罰金は現金払い
  • (絶対ではありませんが)制限速度プラス5マイルまでは見逃している様子
  • 罰金はネットで支払える(州によって異なる可能性あり)

 

以上です。

 

本記事があなたのお役に立てれば幸いです。

 

 

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今回はスピード違反について記事にまとめましたが、安全運転を心がけつつ楽しいアメリカライフを送って頂ければと思います。

 

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