- 大学院留学中の長期休暇の過ごし方について模索している方
- 学期間の長い休暇をどのように過ごすかお悩み中の方
休暇期間をなんとなく過ごすのではなく、スキルアップや経験を積むためにお勧めの過ごし方をご紹介したいと思います。
本記事で紹介する内容は以下の通りです。
- 大学院留学中の長期休暇にすべきこと
- 夏期プログラムに参加する
- 留学プログラムに参加する
- 英語の勉強をする
- 学会に参加する
- アメリカ中を旅行する
- 中南米を旅行する
- 日本に帰る
- 運転免許を取る
- まとめ
- あわせて読みたい!
大学院留学中の長期休暇にすべきこと
日本の大学と同じように、アメリカの大学にも長期休暇があります。
春休みは1週間くらいですが、夏休みが3ヶ月弱、冬休みは1ヶ月程度あります。
充実した留学生活を送るためにも、有意義な長期休暇を過ごしたいものです。
日本で会社勤めをしていると、まとまった時間が取れずに後回しになっていることや、留学中でも学期が始まってしまうとなかなかできないことなどをするチャンスでもあります。
私がお勧めする長期休暇中にすべきことは以下の8つです。
- 夏期プログラムに参加する
- 留学プログラムに参加する
- 英語の勉強をする
- 学会に参加する
- 中南米を旅行する
- 日本に帰る
- 運転免許を取る
それぞれの過ごし方について具体的に説明します⇩
夏期プログラムに参加する
夏休み中も、教授によっては授業やフィールドワークなどを開講しているケースがありあます。
また参加希望者数による場合もありますが、事前に教授と調整さえすれば、オリジナルの授業・講義を開講してもらうこともできます。
特にファンディングなどで得た研究費があって、夏休み中に規模の大きいな実験やフィールド計測などを行う研究室(教授)もあります。
研究室の担当メンバーだけでは足りない場合などは、実験の補助やデータ解析、まとめ作業などを履修した学生に課すこともあります。
普段の教室での授業やメインで実施している研究だけでなく、実践的な経験を積んでみたい方や人脈を広げたい方にはお勧めの過ごし方かと思います。
留学プログラムに参加する
留学先でさらに留学?と思うかもしれませんが、ヨーロッパ圏などの大学に夏休みの間留学し、語学や専門分野を学ぶプログラムがあります。
ここで取得した単位も卒業に必要な単位として加算できるケースがほとんどなので、興味のある方は調べてみると良いと思います。
ただし工学系の学生向けのプログラムは少ないように思います(私の大学ではありませんでした)。
どちらかというとビジネス系の学生が、ヨーロッパの学生とグループワークをしながらマーケティングなどの分野で単位を取得するようなプログラムが多いように感じます。
若干金銭的な負担はありますが、せっかくだったら2カ国くらい留学してみたいという方や、更なる刺激・経験を求める方には良い機会かなと思います。
英語の勉強をする
留学中は、英語で勉強する機会は圧倒的に増えますが、英語を勉強する機会は意識しないと減ってしまいます。
これは目指す英語のレベルにもよりますが、留学後も継続的に英語の勉強をしないと、同じ間違いを何度も繰り返したり、いわゆる「慣れ」以上に英語力を身につけるのは難しいでしょう。
そのため、留学後も引き続き英語は勉強することをお勧めします。
特に夏休み中はまとまった時間が確保できるので、苦手分野を克服したりするのも良いと思います。私の場合、徹底してスピーキングの勉強をしていました。
語学学校が併設されているようなキャンパスでは、英語の授業が開催されています。
大学院生というよりは学部生をメインに開講していることもありますが、英語力をさらに向上させたい方には良い機会だと思います。
またネイティブキャンプなどのオンライン英会話をたくさん受講するのもおすすめです。
時差を上手く利用できるので、日本時間の早朝や夜12時などの空いている時間帯にレッスンを受講できるので、人気の講師も比較的受講しやすいです。
私も1年目の夏休みは1日4コマ(100分)受講していました。
無料体験レッスンを受ける!
学会に参加する
学会に参加するのも非常にお勧めです。
普段の研究成果を発表する良い機会にもなります。またその分野で人脈を広げることもできるので、卒業後のことを考えても意味のある行動だと思います。
研究分野にもよるかもしれませんが、特に6~7月はヨーロッパ圏で学会が盛んに行われるので、旅行もかねて参加してみるのもいいかもしれません。
ただし、学会参加費や出張費の負担は、所属する研究室や学科に依存するので、参加したい学会があったら、まずはアカデミックアドバイザーに相談してみましょう。
学生の学会参加費は通常半額ですが、それでも5~6万円くらいしたりします。
全額自費で参加する姿勢もすばらしいですが、一度研究室や学科に予算があるか確認してみましょう。
アメリカ中を旅行する
アメリカは観光大国です。
ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市を観光してみるのも良いですし、アメリカ全土にある国立公園に行き、大自然を満喫するのもアメリカならではの観光かなと思います。
グランドキャニオンにしても、定番のスポットで写真を撮るだけでなく、ハイキングルートやビジターセンター、レンジャープログラムなどもたくさんあり、じっくり観光する場合、1週間くらいは必要と言われております。
そのほか日本ではあまり知られていませんが、グランドティトン国立公園やバッドランズ国立公園などもアメリカでは人気の国立公園で、個人的にもお勧めです。
社会人になってしまうと長期休暇も取りにくいので、この機会にレンタカーを借りて、2~3週間のロードトリップに出てみてはいかがでしょうか。
中南米を旅行する
海外旅行が好きな方は、中南米に旅行するのもお勧めです。
場所にもよりますが、日本からでは往復するだけで2日以上かかってしまう中南米ですが、アメリカからなら半日で行けます。
特にメキシコは地理的にも隣接しており、LCCなどを利用すればかなり安く旅行することもできます。
カンクンやメキシコシティー以外にもパレンケやメリダ、オアハカなど魅力的な観光地はたくさんあるので、この機会にメキシコ旅行を検討するのもいいと思います。
以前メキシコに旅行した際の見どころや行き方に関する情報を記事にまとめておりますので、よろしければご覧下さい。
メキシコ行きの格安航空券を検索する
Expedia.co.jp - 公式サイト -【エクスペディア】
メキシコの現地ツアーを検索する
現地オプショナルツアー予約&観光旅行【VELTRA-ベルトラ】
日本に帰る
日本に帰るのも一つの手段かと思います。
学部の留学生とかは、夏休みの間はずっとホームタウン(実家で)で過ごすという人多くいます。
特に夏休みは3ヶ月くらいあるので、例えば飛行機代を考慮しても、一度日本に帰って、実家に住みながら仕事やアルバイトをする方が金銭的にはプラスになります。
なお、アメリカから一時的に他の国に行く場合は、事前に I-20 に Travel Signature を書いてもらう必要があります。
この Travel Signature がないとアメリカに再入国できないこともあるので、必ずもらうようにしましょう、
特に長期休暇前はたくさんの留学生が申請し、時間がかかることもあるので、長期休暇中にアメリカ以外の国に渡航予定の方は、早めに取得するようにしましょう。
運転免許を取る
まだ運転免許を取得していない方は、この機会に取得することをお勧めします。
普段は車を使う必要がなくても、アメリカ国内を旅行する際には必要になるケースが多くあります。
長期休暇中であれば授業や宿題の心配をすることなく、筆記試験の勉強や実技試験なども受けることができるので、この機会に取得しておきましょう。
効果的な勉強方法や試験の予約方法は別記事にまとめております。
よろしければご覧下さい。
まとめ
本記事では、大学院留学中の長期休暇にすべきことについて解説しました。
私がお勧めした長期休暇中の過ごし方は以下の8つです。
- 夏期プログラムに参加する
- 留学プログラムに参加する
- 英語の勉強をする
- 学会に参加する
- 中南米を旅行する
- 日本に帰る
- 運転免許を取る
貴重な海外留学をより充実させるためにも、目的意識を持って長期休暇を過ごすようにしましょう。
あわせて読みたい!
アメリカ滞在中に訪れた観光地をブログにまとめております!
*** おすすめの記事はこちら ***