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TOEFL対策でおすすめの参考書【31点からスコアを伸ばした方法】

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  • TOEFLの参考書をお探しの方
  • 海外留学に向けて勉強を始めた方

 

 

 自己紹介 

 

・この記事の時点で社会人歴約9年

・アメリカの大学院に留学

・オーストラリア駐在

 

 

以前 TOEFL の勉強法について解説しましたが、かなり長い記事になってしまいました。

 

 

 

そこで本記事では、『おすすめの参考書』に話をしぼって、対策法をお伝えしたいと思います!

 

本記事で紹介する内容は以下の通りです。

 

 

 

 

TOEFL対策でおすすめの参考書

 

私は帰国子女でもなければ、昔から英語が得意だったわけではありません。

 

いわゆる純粋な日本人で、英語を本格的に勉強し始めたのは社会人になってからです。

 

しかもはじめて受けたTOEFLのスコアは、なんと31点・・・(。・_・)、

スピーキングに関しては、1点・・・(ToT)でした。

 

 

それでも勉強を日々続けることでスコアを伸ばし、最終的にはアメリカの大学院(2校)とオーストラリアの大学院(1校)に合格することができました。

 

本記事では、実際に私がTOEFL 対策で使用した参考書のうち、これは良かったと思うものについて、対策法をまじえながらお伝えしたいと思います。

 

 

初学者向けの参考書

 

TOEFLの勉強をこれから始める場合、まずTOEFLの全体像や難易度を理解し、自分の実力を把握することが大事です。

 

そこで、私がおすすめする参考書がこちらです。

 

 

 

 

TOEFLがどんなテストなのかを理解するのに最適なテキストで、一通り問題を解き終えれば、今の自分の実力や弱点なども分かってきます。

 

おそらく多くの方が、圧倒的な語彙力不足やリスニング問題の長さに気がつくのではないでしょうか。

 

 

また、学術的な文章や長いリスニング(最近だと7分弱くらいのlectureやdiscussionもあったりします)に慣れることも大切です。

 

またスピーキングとライティングに関しては、これまでのインプット型(リーディングとリスニング)の勉強だけではなく、アウトプット型の勉強の必要性に気づくことと思います。

 

それではパートごとに、おすすめの参考書を紹介します。

 

 

リーディング対策

 

まずは、Z会出版の受験英語からのTOEFL Test iBTリーディングが取り組みやすいです。

 

日本語訳や、解答の説明なども詳しく書いてあるため、基礎作りにはおすすめです。

 

 

 

ただし若干古い(2008年)ので、TOEFL iBT® TEST リーディングのエッセンスもあわせて購入することをオススメします。

 

受験英語からのTOEFL Test iBTリーディングは中古で安く購入できるため、2冊購入しても負担は少なくて済みます。

 

 

 

 

問題を解いていく過程で、英単語の意味を調べても、問題文の意味がよく分からない場合は、文の構造を理解する力が不足している可能性があります。

 

そのような方は、ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)を平行して勉強することをおすすめします。

 

 

 

この参考書では、複雑な英文をピックアップし、文の構造を一つ一つ丁寧に解説さしています。

 

不定詞、動名詞、関係代名詞、倒置、省略、前置詞句など、この参考書を一通り勉強すれば、TOEFLリーディングに必要な文法力は十分身につけることができます。


また英文を頭から読んでいく能力も身につき、返し読みの防止にも役立ちます。

 

特に本番の試験では20分で大問を解かなければならないので、返し読みの防止は時間のロスも防げます。

 

 

リスニング対策

 

リスニング能力の向上に最も効果がある勉強法は、なんといっても「音読とシャドーイング」です。

 

しかしシャドーイングの勉強法に関して、

  • なぜシャドーイングがそれほどまで効果が期待できる勉強法なのか?
  • 具体的にどのような手順・意識でシャドーイングに取り組めば良いのか?
  • どれくらい繰り返せば良いのか?

などを詳しく解説した参考書は少ないかと思います。

 

そのような疑問に対して徹底的に解説する参考書が究極の英語学習法K/H system シリーズです。

 

 

 

この参考書では、シャドーイングをすることでリスニング能力が向上する理由を詳しく解説しているだけでなく、効果的なシャドーイングの方法を具体的に説明しております。

 

 

私も最初はそうでしたが、シャドーイングに初めて取り組む方や、リスニングが苦手な方は、聞こえた音を同時に発声するだけでも精一杯だと思います。

 

しかし、こちらの参考書で解説されている方法にもとづき、シャドーイングを繰り返し練習することで、CDと同じスピードで、意味を取りながらシャドーイングができるようになります。

 

またシャドーイングを通して、リスニング能力が向上するだけでなく、聞いたことをイメージして覚えておく力が身につきます。

 

この能力は本番で、設問を解答するときにもすごく役に立ちます。

 

私が使用して良かったと思うリスニング対策用の参考書はこちらです。

 

 

 

 

 

スピーキング対策

 

ライティング対策でも共通して言えることですが、スピーキング対策でテンプレートはかなり重要です。

 

TOEFLのスピーキングでは、問題文が流れ終わってから解答開始まで15~30秒しかありません。

 

その中で要点をつかみ、かつ45~60秒の解答を1から準備するのは至難の業です。

 

しかしテンプレートを覚える、もしくはスクラッチペーパーに書いておけば(これは当日に試験会場でもできます)、テンプレートの空欄の箇所のみ準備すればいいことになります。

 

私が実際に使用したテンプレートはNoteFullという動画で無料で公開されています。

 

www.youtube.com

 

 

こちらの動画では、ネイティブの講師の方が作成したテンプレートが問題1~6全て紹介されております。

 

こちらのテンプレートに沿ってきちんと対策をすれば、TOEFLスピーキングで20点以上取れるようになります。

 

またネイティブの方が作った文章なので、テンプレートの部分に関しては、文法や単語の間違いをなくせるというメリットもあります。

 

このテンプレートを踏まえた上で、私はTOEFL iBT TEST スピーキングのエッセンスで問題演習を繰り返しました。

 

解答例も充実しており、使えそうだなと思う表現はどんどん吸収し、レパートリーを広げていきました。

 

 

 

またスピーキング・ライティング攻略のためのTOEFL iBTテスト必修フレーズ100を手元に置いておくと、使えそうなフレーズを辞書代わりに索引することができるのでおすすめです。

 

 

 

ライティング対策

 

スピーキングパートと同様に、まず解答の形式(テンプレート)を理解するようにしましょう。

 

これにより、TOEFLライティングの解答に必要な文章構成や主張の展開の仕方、具体例の書き方などが分かります。

 

特に第1問(Integrated Task)はテンプレートとリスニングがほとんどで、ライティングは聞き取った内容とメモをした単語の語間を埋めるくらいです。

 

テンプレートですが、第1問(Integrated Task)に関しては、スピーキング対策でも紹介したNoteFullが無料で公開してます。

 

www.youtube.com

 

 

第2問(Independent Task)のテンプレートにつきましては、私はZ会の通信講座TOEFL®テスト iBT80突破 【4技能セット】を利用しました。

 

この通信講座ではWeb動画の授業を受けることができ、テンプレートに加え解答のテクニックが丁寧に解説されております。

 

また答案の添削指導も充実しております。

英文を一語一語丁寧にチェックしてくれて、間違いを訂正してくれます。

 

⇩は私の答案ですが、英文の訂正と間違いに対する説明が詳しく書かれています。

 

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この添削指導を通して、自分が間違いやすいところや注意すべきポイントが分かるようになりました。

 

資料請求のみも可能なので、自分が書いた英文を一度は添削してもらいたいとう方には非常におすすめです。

 

≫Z会のTOEFL対策講座を検索する

 

 

TOEFL®テスト iBT80突破 【4技能セット】では、問題演習が4回分(Integrated Task2回、Independent Task2回)含まれています。

 

さらに私は、TOEFL®テスト Writing 【単科】も追加で受講し、第2問(Independent Task)の添削指導を10回分を受けました。

 

このように答案を添削してもらうことで、自分が間違えやすポイントや解答をする際に気をつけるべきポイントが分かるようになり、最終的には自分でもある程度添削できるようになります。

 

私は問題演習にはTOEFL iBT TEST ライティングのエッセンスを使いました。

 

この参考書では30問の練習問題と、確認テスト2回分が収録されており、問題演習には最適です。

 

 

 

問題集と単語集

 

私がTOEFL対策の総仕上げとして使用した参考書はこちらです。

 

 

 

これはTOEFLを主催しているETSが出版する参考書で、本番に最も近い問題集です。

 

さらに問題数を多くこなしたいという方はBARRON'S出版の、Barron's TOEFL iBT with CD-ROM and MP3 audio CDsをおすすめします。

 

このテキストでは計8回分の模擬試験を解くことができます。

 

特にリスニングは長いものだと8分くらいの問題も含まれており、長い時間英語を意味を取りながら聞き続けるという練習にもなります。

 

当日の英文が短く感じるかもしれません。

 

 

 

その他にも単語集やライティング対策用のテキストがセットになったバージョンもあります。

 

 

 

単語は覚えた分だけスコアアップにつながります。

ここでは私が使用して良かった英単語集を2冊紹介します。

 

1冊目はTOEFLテスト英単語3800 4訂版です。

 

 

 

私以外にも多くの方がブログや動画などで紹介しており、おすすめできる1冊です。

 

この参考書から多くの単語が実際の試験で出題されております。

 

 

2冊目は海外の本ですが、BARRON'S出版の、Essential Words for the TOEFL (English Edition)です。

 

この単語集の良いところは、英単語の説明が英語で書いてあることです。

 

そのため、英単語のもつ意味やイメージを英語で勉強することができ、速読や日本語を介さずに英語を理解する練習にもなります。

 

また類義語や50字程度の例文もたくさん含まれてるので、より効率的に語彙力と読解力を上げることができると思います。

 

 

まとめ:すばらしい留学生活を!

 

本記事では、TOEFL 対策でおすすめの参考書とその対策法についてパートごとに解説しました。

 

TOEFLは受験料も高く、忙しい毎日において計画的に勉強するのも大変ですが、大学院に合格した暁にはすばらしい留学生活が待っています。

 

この記事を読んで頂いた方がひとりでも多く、志望の大学に合格できることを心から祈っております。

 

試験当日のコツや、対策法をもっとくわしく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

 

 

 

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