どうも、東村山市在住のTraBlogです。
東村山市は歴史ある街です。
鎌倉時代には、市を南北に貫いて上野国へ向かう『鎌倉街道』の上道が通っていました。
また鎌倉街道の宿場町として、久米川町のあたりには『久米川宿』があり、軍事的にも経済的にも重要な役割を果たしてきました。
そんな東村山市には、古くは鎌倉時代から人々が行きかう『3つの辻』があります!
『久米川辻』『恩多辻』『九道辻』です。
今日は、その3つの辻を訪ねてみて、東村山市の歴史に思いを馳せてみたいと思います!
東村山市にある3つの辻を散歩してみた
東村山市にある3つの辻を散歩してみました。
『久米川辻』から『恩多辻』を経由し、『九道辻』へと歩きました。
『九道辻』については、現在は『八坂』という名前に変っています。
今回歩いたルートはこちら
1. 久米川辻
旧久米川村の中心地で、南北にのびる府中街道を軸に、6本の道が交わっています。
九道辻から、八国山緑地方面に7分ほど歩いたところに『徳蔵寺』があります。
桜がきれいな境内です。
となりにある徳蔵寺板碑保存館には、重要文化財にもしていされている『元弘の碑』が安置されています。
新田義貞公について | 東京都東村山市にある徳蔵寺は重要文化財に囲まれた臨済宗のお寺です。
2. 恩多辻
恩多辻は旧大岱村の中心地で、5本の道が交わる交通の要諦でした。
恩多町自治会館の場所には『地蔵庵』と呼ばれるお堂がありました。
現在も『地蔵菩薩立像』を納めた小堂と『高札場跡』の石柱があります。
こちらが、地蔵菩薩立像
こちらが高札場跡
補足ですが、かつて『地蔵庵にあった半鐘』は、空堀川に向かう途中にある消防団第七分団の軒先にあります。
別記事で紹介しておりますので、よろしければご覧ください。
3. 九道辻
九道辻は、鎌倉街道、江戸街道など9本の道が分岐していたころから、その名がつけられました。
現在は『八坂』という交差点になっています。
交差点には案内塔があります。
九道辻には江戸時代に開削された野火止用水が流れています。
向かいには九道の辻公園があります。
その先にある桜の木も見ごたえがあります。
八坂の交差点にある石橋供養塔と馬頭観音
交番のとなりには『迷いの桜』があります。
残念ながら桜の木は枯れてなくなってしまいましたが、『迷いの桜』に関する案内板があります。(1980年に、新たに苗木が植えられています)
新田義貞が鎌倉攻めの際にこの『九道辻』にさしかかり、どれが鎌倉への道であるのか迷ったので、桜の木を植えさせて道しるべとしたそうです。
ちなみに『九道辻』の九道とは、『鎌倉街道』『江戸道』『引股道』『宮寺道』『秩父道』『御窪道』『清戸道』『奥州甲街道』『大山街道』のことです。
『江戸道』については、現在も『江戸街道』として存在しています。
参考文献・サイト
本記事の作成にあたり参照したホームページです。
以上です!
最後までご覧頂きありがとうございました。
これからも、東村山市の情報を共有していきたいと思います!
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