どうも、30代/男性/既婚/子持ち/による育児応援ブログです!
・この記事の時点で社会人歴約13年
・副業・ブロガー歴約4年
・2児の父(1歳と3歳)
- 世界のどこかで生きていく|多様な出会いから学んだ、今を生きるという感覚
- 留学と移動の先に見える「境遇の多様性」
- 国を超えて生きていくという選択肢
- 自分はどうする?という問いが生まれる
- 今この瞬間に集中するという生き方
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世界のどこかで生きていく|多様な出会いから学んだ、今を生きるという感覚
海外での生活が長くなってきた中で、最近ふと「これは本当に良かったな」と思うことがあります。
それは、自分とまったく異なる背景や価値観を持つ人々と出会えたことです。
もちろん、日本国内にも多様な考え方の人はいます。
ただ、同じ会社に長く勤めていたり、同じ場所に住み続けていると、どうしても出会う人の幅は限られてきます。
その点、海外での生活は、まったく異なる人生の軌跡や思考を持った人たちに出会える機会にあふれています。
留学と移動の先に見える「境遇の多様性」
たとえばアメリカでは、ある中国人の留学生に出会いました。
彼は中国の博士課程の国際的信頼性に疑問を感じ、アメリカの大学でドクターを取得しようと渡米した人でした。
ただ、苦労は最小限にしたいという思いから、比較的“やりやすい”研究室を選んで学び、卒業後は中国に戻る予定でいました。
一方で、同じ中国から来ていても「アメリカで就職したい」という強い意思を持つ学生もいました。
ビザの取得に苦労し、何度も申請が却下され、ついには帰国を決めたものの、出国の数日前に承認が下りるということもありました。
それでも彼は、すでに帰国後の準備を整えていたため、結局はアメリカには残らず祖国に戻る決断をしました。
ある女性は、結婚・出産で一度キャリアを中断しましたが、子どもの成長を機に再び学位を取得し、新たなキャリアに踏み出しました。
家族との時間と自己実現のバランスを探るその姿からも、多くの学びがありました。
国を超えて生きていくという選択肢
また、インド出身の方で、ドイツで博士号を取得し、アメリカで教授職に就いた人物もいました。
彼はその後、アメリカの国籍を取得したものの、大学再編の影響で職を失い、オーストラリアへと移住して再出発を果たします。
台湾から来た留学生は、国際情勢の不安定さもあって、卒業後は台湾に戻るか迷いつつ、オーストラリア国内での就職を模索していました。
ネパール出身の学生はスコットランドで修士号を取得し、オーストラリアで博士課程を修了後、現地で国籍を取得し、ついには終身雇用職に就くことができました。
一方、オーストラリア出身の研究者が、中国でポスドクとして働いたのち、コロナ禍を経て母国へ戻り、安定した職を得たものの、1年も経たずしてイギリスに新しい職を見つけて移住していった──そんな人もいます。
自分はどうする?という問いが生まれる
こうして、さまざまな境遇の人々に出会っていると、自分自身にも自然と問いが湧いてきます。
「自分はどうしたいのか?」
「今の選択は最善なのか?」
「何があっても、どこかで生きていけるだろうか?」
結果として、最近は「どんな結果になっても、自分は世界のどこかで生きていくしかない」という、ある種の開き直りのような安心感が芽生えてきました。
うまくいっても、いかなくても、仮に失敗したとしても、やり直せる。
特に日本には、セーフティネットや社会保障という、世界でも屈指の安全網があります。
挑戦して、万が一転んだとしても、きっとまた立ち上がれる。
その意識が、自分にとっては大きな心の支えになっています。
今この瞬間に集中するという生き方
「どうなるか分からない未来」に悩むのではなく、「今この瞬間に集中する。
この気持ちは、たくさんの国・人・物語に出会ったからこそ、育まれた感覚だと思います。
先のことを思い悩むよりも、今やっていることに全力を尽くす。
その結果がうまくいかなければ、そのときはそのとき。
また世界のどこかで、別の形で生きていけばいい。
そう思えるようになったのは、多様な人生に触れたことで、「自分の選択にも自由と回復力がある」と実感できたからなのだと思います。
この記事が、何かに迷っている方や、今の自分にモヤモヤを感じている方のヒントになればうれしいです。
一緒に頑張っていきましょう。
人生には、本当にいろいろな道があるのですから。
以上です!
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