どうも、東村山市在住のTraBlogです。
いつもご覧頂きありがとうございます！
多磨全生園は、1909(明治42)年に設立されたもので、ハンセン病患者を隔離するための療養所でした。
1907(明治40)年に明治40年法律第11号が成立されて以降、多くのハンセン病患者が本人の意思にかかわりなく強制的に隔離され、療養所内での生活を余儀なくされました。
ハンセン病問題に対する正しい知識を身につけるためにも、当時の様子がうかがえる建造物などを巡ることは大事だと思います。
そこで今回は東村山市にある多磨全生園を散策してきたので、紹介したいと思います！
東村山市の多磨全生園を散策してみた！
東村山市の『多磨全生園』を散策してみました！
多磨全生園を散策しています🚶♀️
— TraBlog@海外歴4年×エンジニア×ブログ (@TProak) 2023年9月6日
のちほどブログにまとめたいと思いますので、その節はよろしくお願いします！
#東村山 #東村山市 #多磨全生園 pic.twitter.com/CDIyZUyTq5
多磨全生園の正門をスタートし、『山吹舎』『納骨堂』『永代神社』などをぐるっと一周して『お食事処 なごみ』で休憩し、正門まで戻ってきました！
今回歩いたルートはこちら
1. 山吹舎
1928年に療養所にいた患者によって建築された長屋です。
トイレ・流しは共同で、12畳半の部屋に8人で住んでいたそうです。
2. 望郷の丘
雑木林を開墾した時の根株や残土で造った築山です。
多くの入居者がこの丘に登って、故郷を偲んだそうです。
3. 全生学園跡
昭和6年に全生学校の校舎が完成しました。
昭和54年に生徒がいなくなったことで閉校となり、平成20年にこの碑が建立されました。
4. 村上梅林
平成5年に園長となった村上國男の功績を称えて建立された碑です。
5. 旧図書館
昭和11年に、療養所の患者によって建てられました。
当時は、図書館や会議室として使用されていました。
現在は理・美容室として利用されています。
6. けやきと一人一木並木
中央通りから納骨堂に続くけやきの並木道です。
『1人1木運動』では、180本の椿やさざんかがけやきの間に植えられました。
7. けやきの丘
ごみ焼き場にあった残りかすを運び、土をかぶせてけやきなどを植えた場所です。
丘の上には石卓、石座台、水吞み場もあります。
8. いのちとこころの人権の森宣言碑
多磨全生園創立100周年を祈念し、平成21年に宣言文が作成されました。
この石碑は平成22年に建立されたものです。
9. 納骨堂
昭和10年に患者の作業によって竣工した納骨堂です。
10. 国立ハンセン病資料館
ハンセン病問題について学べる資料館です。
ハンセン病についての医学的知識、治療の歴史、患者・元患者に対する偏見・差別の歴史、その苦難の体験などに関する展示があります。
11. 資料館通りの桜並木
昭和30年に入所者によって植えられた桜がのこる並木道です。
12. 永代神社
昭和11年に完成した神社です。
入所者・職員・篤志家の寄付金で、伊勢神宮の造営時の余材を払い下げてもらったそうです。
13. 野球場
全生野球協会のもと、各舎対抗野球大会も行われました。
14. 成田庭苑
外科医・延長・ハンセン病資料館運営委員長など、数々の功績をのこした成田稔を称えて建立した石碑です。
石碑には肖像が彫られています。
15. 林芳信胸像
大正3年から昭和38年までの約50年ものあいだ、内科医や園長として活躍した人物です。
16. お食事処 なごみ
多磨全生園の中にあります！
『じんけんの森釜めし』や『旅する小豆たち』が名物のお店です！
お店の写真がこちら
店内の写真がこちら
テーブル席がたくさんあります。
こちらは『ほたて釜めし』
本格的な釜めしです！
ほたての出汁が効いてます！
お米から炊き上げているので、もちろんおいしい！
お焦げもしっかりついていました。
こちらは『旅する小豆たち』
あんこ好きにはたまりません！
そのほかのメニューなどは、こちらの記事をご覧ください！
参考文献/サイト
本記事の作成にあたり参照したホームページです。
周辺情報
多磨全生園の周辺にある観光スポットを紹介します。
浜飯 海鮮 フィッシュ
新鮮な魚介類を使った定食が人気のお店です！
多磨全生園の正門からは徒歩で6分くらいです。
保谷納豆
東村山ブランドにも指定されている『たまり醤油漬け干納豆』が手に入ります！
多磨全生園の正門からは徒歩で4分くらいです。
以上です！
最後までご覧頂きありがとうございました。
これからも、東村山市の情報を共有していきたいと思います！
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