網走で人気の観光地【網走監獄】に行ってきました。
網走監獄は、明治時代の終わり頃から使われていた監獄を移築・復元した博物館です。
監獄内での囚人たちの生活や北海道開拓の歴史が学べる展示などもあります。
網走監獄に行ってみた【アクセスや関連動画も】
網走で人気の観光地、網走監獄に行ってみました!
網走湖の近くにあり、女満別空港からは車で30分弱くらいです。
網走監獄の場所はこちら
駐車場に車を駐めて、ちょっと坂を登ると、『鏡橋』があります。
網走刑務所の囚人たちは、収容されるときも出所のときも、刑務所の外塀を沿って流れる網走川にかかる橋を必ず渡る必要がありました。
「川面に我が身を映し、襟を正し、心の垢をぬぐいおとす目的で岸に渡るように」と、鏡橋と呼ばれるようになったそうです。
こちらは、網走監獄の入場ゲート
自給自足による農業監獄を目指した網走監獄は、明治29年に二見ヶ岡外役所を設けられ、刑務所農場をつくりました。
この門は、その農場の正門を移築・復元したものです。
ここでチケットを買います。
入場料は1,100円(大人)です。
網走刑務所の象徴となっている、煉瓦でできた『赤門』
門の中には、受刑者に面会に来た人のために待合室が設けられていました。
面会については、厳しい規則があり、認められないこともあったようです。
こちらは、指定重要文化財に登録されている『旧網走監獄庁舎』
網走監獄の管理棟として使用されていました。
庁舎の中には、北海道開拓の歴史や監獄に関する展示があります。
ここで少し勉強してから、見学をすることをおすすめします。
こちらは『水門』
網走刑務所の前方には網走川が流れており、生活物資を運び入れたり、農場に肥料を運んだりと、貴重な水路として使われていました。
こちらは、「看守長屋」と呼ばれていた、網走刑務所の『職員官舎』
明治45年に建てられ、網走川の両河畔に176戸立ち並んでいました。
1軒あたり9坪しかありませんが、家族で生活していたようです。
当時の生活の様子がうかがえます。
こちらは『味噌蔵』
経費削減のため味噌や醤油は時給していました。
中には当時使われていた道具が展示されております。
醤油桶は民間で使用していたものですが、当時刑務所で使用していたものと全く同じかたちをしているそうです。
こちらは『旧釧路地方裁判所 網走支部 法廷復元棟』
法廷の様子などが再現されております。
机、椅子、カーテンなども実際に使用されていたものが展示されています。
被告人室や拘置所もありました。
こちらは、『休泊所』
受刑者が塀の外に出て、日帰りできない作業を摺るときは、「休泊所」と呼ばれた仮小屋で寝泊まりをしていました。
別名「動く監獄」と呼ばれていたそうです。
農園刑務所として有名な網走刑務所では、農機具や肥料を入れておく倉庫、収穫した作物を蓄えておく小屋が10棟ほどありました。
自分たちで農機具を作る囚人。
春の開墾、種まき、秋の収穫作業などを再現した風景。
二見ヶ岡刑務支所も、移築・復元されております。
小豆の仕分け作業。
外から丸見えのトイレ。
食事の様子が再現されています。
こちらは、『高見張り』
網走監獄の一番みどころ、『旧網走監獄舎房』
長い廊下と独房。
独房は、布団が敷けるくらいの広さしかありません。
脱獄に成功した白鳥由栄。
こちらは、『中央見張所』
こちらは、『浴場』
寒い北海道ですが、15人単位で、脱衣から着衣まで約15分しかなかったようです。
1日に入浴できる人数は約200人と限られており、1000人の囚人が入浴するのには5日間かかったようです。
ただし、出所する収容者は、その前日に一人でゆっくりと入浴することが許されていました。
こちらは、監獄内の規則を守らない受刑者が入れられた『独居房』
窓のない、真っ暗な独居房内。
こちらは、『懲罰房』
監獄内で規則を犯した受刑者は7昼夜、重湯のみが与えられて入居させられました。
こちらは、『釧路集治監 網走外役正門』
監獄設置の永久聖夜仮設生、資材の調達の関係で、当時の塀は木造で作られていました。
出口にはお土産屋さんがあります。
こちらは、『監獄食堂』
現在の網走刑務所で収容者が食べているメニューを再現した食堂です。
まずは食券を買います。
こちらは、サンマの監獄職A
北海道の食材をつかった定食なので、普通においしい。
他にもメニューはたくさんあります。
網走監獄へのアクセス
一番便利なのは車です。
網走の市街地からは15分くらいで行けます。
また、網走駅から観光バスで訪れることもできます。
詳細はこちら
関連動画
網走刑務所からの脱獄にまつわる動画がYouTubeで楽しめます。
昭和の脱獄王、『白鳥由栄』
ビートたけしが主演のスペシャルドラマです。
ちなみに白鳥由栄は山田孝之が演じております。
感想・まとめ
社会科見学を思い出すような、歴史的建築物や展示の数々。
普段の生活では想像もできない、監獄内での収容者たちの生活や北海道開拓における囚人たちの功績など、とても勉強になる場所です。
網走に訪れた際には、ぜひ網走監獄まで足を運んでみてください!
それでは良い旅を!
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