- 育児中で自由に使える時間が限られている
- 仕事に使えるリソースを減らさざるを得ない
- でも何かスキルアップできるようなことをしたい
『育児中で、仕事に集中できる時間も限られてるし、外にも出づらいときだからこそインプットしよう!』
そう思い、自己投資の一環として『読書』に励む時間を多くしています。
ばりばり働き始めてしまうと、どうしてもインプット系の作業ってあとまわしになりがちですよね。
まとまってインプットに集中できる時間も限られています。
また『子供の学校』『体力の低下』『転職』など、今後は人生のフェーズが激しく変化していきます。
そのため今は悩みや問題がなくても、将来ぶちあたる可能性は十分にあります。
インプットできる時間がある今のうちに学んでおくことで、柔軟に対応できるかもしれません。
そういう意味でも、『読書』はこの時期にやっておくべきことの一つと考えています。
最近読んだおすすめの本10選【育児中こそ読書で自己投資】
本記事では、私が実際に読んだ本の中からおすすめの10冊を紹介したいと思います。
少し長い記事になってしまいましたが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
それでは一冊ずつ見ていきましょう!
三千円の使いかた
貯金、NISA、自己投資、生活費など、これからのお金の使い方について考え方を見直すために読んでみました。
この本には「三千円をこのように使うべきだ」というようなことは書いておりません。
内容もビジネス本というよりは、登場人物にスポットを当てた、短編小説になっております。
全部で6つのストーリーが描かれており、それぞれ別の主人公に焦点が当てられ、思わず共感してしまうような、お金が絡んだ人生の悩みが描かれています。
『若手社員の貯金に関する悩み』
『年金暮らしのおばあちゃんの悩み』
『定職につけない男の悩み』
『節約に励む主婦の悩み』
など、
一見普通に生きているように見えても、内面で抱えている『心のもやもや』『相談しづらい悩み』などがうまく表現されており、読んでいて面白いなと思いました。
また、自分が置かれている状況とは違っても、
『自分がその立場だったらこう考える』
『自分が将来同じような状況になったらこうする』
というように、
自分の身に置き換えながら読み進めることで、人生で重視したい価値観やお金との向き合い方についても考え方を整理することができました。
子供の養育費や老後の費用など、個人のお金に対する向き合い方が問われている時期だからこそ、読む価値のある一冊です。
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言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える
精神科医の樺沢紫苑先生が書かれた本で、以前『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読んでみて非常に参考になったので、本書も購入してみました。
400ページ近くある本で、かなり読みごたえがあります。
内容も盛りだくさんですが、要点を私なりにぎゅぎゅっと3つに絞ると、
-
悩んで凝り固まった見方(視座)を変えるだけで、悩みの大部分は解消できる。全体を俯瞰できたり、他人の目線で問題を見れる視座をもつことが大切。
-
ネガティブな『感情』や『思考』は、脳内で『無意識』で処理されている。そのため『書く』『話す』などで『言語化』し、それらを『意識』することが重要。
-
言語化により『何をすべきか』が明らかになる。あとは『行動』に移すのみ。行動すれば悩みは消える。
「そんな概念的なことだけいわれてもできる気がしない」
と思うかもしれませんが、もちろん本書では、
『効果的な視座の切り替え方』
『言語化する際のポイント』
『行動へ移せる言葉の使い方』
などが深堀りされており、あなたの悩みが解消されるように誘導してくれます。
情報過多な今の時代、『悩みが全くない人』など、いないのではないでしょうか。
もしくは今悩みがなくても、今後ライフステージが変化していく中で、ストレスが多い状況がくるかもしれません。
そんなとき、ストレスと上手く向き合える方法を知っておけば、大きく落ち込んだり、傷ついたりすることなく、楽しい時間を過ごせるようになるといえるでしょう。
最後まで読むのに時間がかかるかもしれませんが、ストレスが多い現代社会においては、貴重な1冊です!
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言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える (幻冬舎単行本)
幕末・維新人物伝 島津斉彬 (コミック版日本の歴史)
全国旅行支援キャンペーンで『鹿児島』に旅行に行ったことがきっかけで読んだ本です。
「日本の近代化」
と聞くと、『明治維新』を思いつく方が多いかと思います。
しかし、実は明治維新よりも前に、欧米列強からの侵略に危機感を抱いて、いち早く外国から技術を取り入れていた人がいます。
当時の薩摩藩主『島津斉彬』です。
斉彬(なりあきら)というちょっと独特な名前ですが、彼は植民地化の危機を乗り越えるには、日本を西欧列強のような強くて豊かな国にしなければならないと考えました。
そこで、島津家の別邸仙厳園の竹林を切り開いて反射炉を建設し、そのまわりに溶鉱炉、ガラス工場、蒸気機関の製造所などを建て、これらの工場群を『集成館』と名付けました。
この集成館事業は、日本全体を強くて豊かな国にしようと進められたもので、幕府や藩といったレベルを超え、日本全体が一丸となって近代化・工業化に取り組むことが斉彬の狙いでした。
また、日本初の洋式軍艦『昇平丸』を完成させたのも斉彬です。
欧米列強から日本を守るために尽力した『島津斉彬』について、漫画で分かりやすく学べる本です。
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鹿児島を旅行中に、幕末から明治維新にまつわる史跡をめぐりました。
別記事にまとめておりますので、よろしければご覧ください。
漂巽紀畧(ひょうそんきりゃく)全現代語訳
ジョン万次郎って何をした人なの?
ふとしたことがきっかけで疑問を持ち、ネットで調べてみたところ、激動の人生を送られた方であることを知り思わず買いました。
本書では、ジョン万次郎が経験した
- 流れ着いた無人島でのサバイバル生活
- アメリカで壮絶な世渡り
- 捕鯨船での大航海
などがダイナミックに描かれています。
日本がまだ鎖国政策を実施していた江戸時代末期に、たった一人でアメリカに渡り活路を見出してきた人物の物語です。
英語の授業はおろか、辞書さえもなかった時代に、このような偉業を成し遂げたことには感銘を受けます。
日本帰国後も、ペリー来航や明治維新など、激動に時代の中で語学と航海に精通した人材として、日本の発展に大きく貢献しています。
また、日本帰国時に薩摩藩で尋問を受けている間には、先ほど紹介した『島津斉彬』と対談し、アメリカの国政や進んだ技術を伝承しています。
ジョン万次郎の驚異的な行動力やサバイバル精神に興味を持ったなら、ぜひ読んでおきたい一冊です!
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死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33
決してこれまでの人生に悔いがあるわけではありません。
しかし、子供が生まれたり、コロナ後の社会の変化だったり、自分を取り巻く状況が変わりつつある中で、今後も悔いのない人生を送るためのヒントになればと思い読んでみました。
本書は、緩和医療士の方が書かれた本で、終末期の患者さんの精神的なケアに携わる中で悟り得た『人が死ぬときに気づくこと』が記されています。
不運にもお亡くなりになられた方々が、死を目前にし、執着や執心から解き放たれた時に何をおもうのか?
どんなことを後悔し、どんなことをやっておけばよかったと思うのか、悔いのない人生を送るうえで大切な『人生の教訓』を学ぶことができます。
『仕事に固執しすぎて、家庭が崩壊してしまった方』
『他人に迷惑をかけないようにと、常にまわりを気にして生きてきた方』
『育児・介護・家事などの義務感に縛られて、自分の時間をほとんど持つことなく半生を送ってしまった方』
そういった方々からの最後のメッセージは、本当に心にささります。
「どうか、同じような後悔をしないでほしい」と言われているような気もしました。
『悔いのない日々を送れているか』
『自分のなかで大切にしたい価値観はどんなものなのか』
あらためて、考えさせられる一冊でした。
最後に一番印象深かったエピソードを紹介します。
『人生は何か?と問われれば、言い得て妙な言葉がある。人生は暇つぶし。与えられた時間をお前なりに自由に生きてみろって、そんな機会が与えられたのではないかと思うんですよ。』
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死ぬときにはじめて気づく人生で大切なこと33 (幻冬舎単行本)
本音で語る沖縄史(新潮文庫)
全国旅行支援キャンペーンで『沖縄』に行く前に読んだ本です。
「そういえば沖縄・琉球の歴史ってほとんど知らないな」と思ったのがきっかけでした。
それもそのはずで、学校で教わった『沖縄の歴史』って、
- 明治時代に日本に併合されるまで、ほとんど出てくることはなく...
- 昭和の時代に沖縄戦があって、敗戦後にアメリカに占領されて...
- 日本に返還されたと思ったら、現代史における基地問題の話がはじまって...
のように、
なんとなく日本史の主流からは外れたところで、テストの穴埋め問題に解答できればOKくらいな感じでしたよね。
しかもそのほとんどが、日本から見た歴史で、琉球・沖縄から見た歴史ではありません。
欧米列強による『新大陸開拓』も、現地人からしたらただの『侵略』であるように、沖縄から見た沖縄の歴史は異なります。
琉球・沖縄の歴史に興味がある方や、今後沖縄に旅行に行く予定のある方には、おすすめの一冊です。
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「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略
私はまだ30第ですが、多くの方がぶつかるであろう『壁』を学んでおいて、もし今からできることがあれば、何かやっておきたいと思い購入したました。
本書の構成は以下の通りです。
- 第1章|40歳で訪れる壁について解説
- 第2章|幸せな人生に必要な3つの要素を両立し得る『自分業』の重要性
- 第3章|『自分業』の始め方
- 第4章|『自分業』の育て方
- 第5章|筆者自身の40歳の壁の体験談と『自分業』を得たことによる変化
40歳になると、家族・仕事・家事・育児などに追われ、毎日があっという間にすぎてしまいます。
そんため、多くの40歳前後の人が
『このままでいいのだろうか』という疑問や
『何か行動しなきゃ』などの焦りから
という『モヤモヤ感』を感じるようになります。
この『モヤモヤ感』こそが、本のタイトルにもある『40歳の壁』であると本書では述べられています。
しかしここで重要なのは、『40歳の壁』にぶち当たるのは自然なことであるということです。
この壁を回避しようとしたり、盲目的になるのではなく、きちんと受け止めたうえで、
『40歳以降の人生をどのようにデザインするか』
ということが重要なのです。
では、どのように人生をデザインすれば『40歳の壁』を乗り越えて、幸福な人生を送ることができるのでしょうか?
それは、『自分業』を持つことです。
なぜなら、幸せのな人生を送るために必要な要素は
『お金』
『つながり』
『健康』
であり、この3つの要素をバランス良く満たすためには、あなたが主体的に取り組める『自分業』を持つことがポイントになるわけです。
その『自分業』を持つための種を40代、もしくは今この本を読んでいるあなたの年齢から始めてみましょうということです。
はじめてみた結果、うまくいかない、続かない、ということであれば、またしばらく会社員として、これまで通り仕事をすればいいわけです。
それでもし、また『自分業』を持ちたくなったら、このときの経験を生かして『自分業』の種まきを再開すればいいだけのことです。
とはいえ、いきなり「自分業を持て」といわれても、なかなか難しいですよね。
でも大丈夫です。
本書の第3-4章では、『自分業』の始め方から育て方まで、ワークシート付きで解説されています。
また第5章では、筆者自身が『自分業』を持つようになった過程や『自分業』をもったことで起きた変化なども述べられています。
『今の生き方に疑問を感じている方』や『主体的に取り組める自分業』に興味を持った方は、ぜひ一度読んでみてください!
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沖縄決戦 - 高級参謀の手記 (中公文庫)
『沖縄戦』と聞くと、『ひめゆり学徒隊』や『ガマでの集団自決』など、一般市民を巻き込んだ悲惨な戦場のイメージが優先されるかと思います。
しかし、実際に命を懸けて戦った『軍隊の立場から見た沖縄戦』に関する情報は極めて少ないかと思います。
そんな疑問に答える本がこの一冊です。
米軍による無差別爆撃や鬼畜米英教育による自決など、多くの市民を巻き込んだ戦争でしたが、家族や国の将来を想い戦場で散っていった将兵たちの勇気は、いかなる理由であれ否定されるものではありません。
本書の著者である高級参謀『八坂博通』は、米軍が上陸する約1年前から沖縄守備隊(第32軍)の作戦担当となり、地下陣地を構築した戦略持久作戦を立案した人物です。
米軍上陸後も日夜続く空襲や艦砲射撃から、洞窟で将兵たちとともに身を隠しつつ、戦地での作戦参謀を担いました。
沖縄での戦争が始まる前の陣地構築から、沖縄での組織的な戦闘が終了するまで、
- 日々消耗していく戦場の様子
- 首脳部との意見の食い違いなど
敗けると分かりながらも、常に最善を尽くすべく沖縄守備隊の作戦・立案に尽力した高級参謀の苦悩も記されています。
先の大戦について、『違った角度から知識を得たい方』『これから沖縄を旅行予定の方』におすすめの一冊です。
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貯金0円生活! ― 目指すはハッピーセミリタイア! お金を賢く手放す5つの習慣
正直、私は貯金がほとんどありません。
少しオブラートに包むとしたら、同年代と比べて、かなり少ない方だと思います。
でもさすがに人生の1/3が過ぎて、子供も生まれて、
「ちょっとは貯金もしようかな」
と思っていた矢先、こちらの本に出合いました。
私目線でこの本の結論を述べると、
- 何かあった時のためにと、漠然と貯金をし続けるのはナンセンス
- 野垂れ死にする方が難しいくらい社会保障が整った日本では、何かあっても生きていくことはできる
- 『良い支出』と『悪い支出』をきちんと見極め、お金にとらわれない自由な人生を生きるためにどう行動すべきかを考えよ
です。
「無駄な出費を減らそう」とか「投資をしよう」といった、この記事を読んでいるあなたなら、すでに知っているような一般的な内容も含まれています。
しかし、『今後の人生』や『転職』などを考える際に、心に響く内容もありました。
- 会社勤めだけがアイデンティティになったら、あまりにもつまらない
- 転職・起業・副業・投資など、いくらでも選択肢はある
- 自分のスキルを活かせる分野で活動し、財布(収入源)を複数もつことで収入を下げない工夫はできる
すぐにできるハウツーというよりは、何かの判断をしたり、人生の進む方向を決たりするうえで貴重なアイディアだなと思いました。
ほかにも、即効性のあるノウハウとして、
『自由になるために実践した7つのこと』
もすごく参考になるので、気になる方はぜひ手に取って読んでみてください!
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貯金0円生活! ― 目指すはハッピーセミリタイア! お金を賢く手放す5つの習慣
「世界一キツい」から筋肉がデカくなる! 山本式3/7法
『ふと空いた時間に何か有意義なことをしたい』
『スキマ時間を有効につかいたい』
そうだ、『筋トレ』をしよう!
でも、どうせやるなら『何かしらのメソッドに従って効果的に鍛えたい』と思い購入した一冊です。
こちらで紹介されている山本式3/7法を3ヵ月実践してみました。
すると、あきらかに着ている服がきつく感じるようになったり、胸板が厚くなったり、筋トレの効果が実感できました。
詳しい筋トレの方法などは、中身を読んでいただきたいのですが、例えば『腕立て伏せ』であれば、
- 3回腕立てをする
- 腕を曲げた状態で15秒キープ
- 4回腕立てをする
- 腕を曲げた状態で15秒キープ
のように、1回ずつ回数を増やしつつ、あいだに体勢をキープした状態を入れるトレーニングです。
私もスポーツの経験があるので多少の自信はありましたが、この方法でトレーニングをすると、次の日は確実に筋肉痛になります。
『筋トレを継続するためのアドバイス』や『おすすめのプロテイン』などは、別の記事にまとめております。
よろしければ、こちらの記事をご覧ください。
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まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
本記事で紹介した『最近読んだおすすめの本10選』は以下の通りです。
少しでも、皆様のお役に立てれば幸いです。
これからも、『自己中な男子による育児ブログ』をよろしくお願いします!
一緒に頑張っていきましょう!
読みたい時にすぐ読める!
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あとがき
本記事ではビジネス本だけでなく、歴史本やマンガなども広く紹介しました。
「歴史本やマンガは個人の趣味じゃね?」
と思うかもしれませんが、確かにその通りです。
しかし将来子供が大きくなったら、『家族で旅行したり』、『行きたいと思っていた場所に行ってみたり』する機会が持てるようになります。
同じ景色や同じ場所でも、持っている知識や考えていること次第で、見えてくるものが変わります。
つまり、知識や教養を備えておくことで、現地で思う・感じることの深みが増し、『ただの旅行』があなたにとっての『知的財産』にもなり得るのです。
子供が小さいうちは遠出などもしずらいですが、逆に考えると知識や教養を蓄えるチャンスともいえます。
その一例として、『おすすめの歴史書・マンガ』も紹介しました。
もちろん、貯金・育児・転職といった最近の悩みに関するビジネス書も含みましたので、ご参考になれば幸いです。
あわせて読みたい!
育児関連のライフハックをブログにまとめております。
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