TraBlog

大学院留学、旅行、英語学習などについて紹介します

---------- おすすめ記事 ----------
GRE対策【大学院留学に必要なスコアを取得するための勉強法】
【厳選】忙しい社会人が英語の勉強時間を確保する方法5選
ビジネス書・自己啓発本を速く読む方法3選【読書歴16年で思うこと】
アメリカ観光で訪れたい絶景15選【人気の国立公園やツアー情報も】

英語が聞き取れない意外な理由5選|リスニング力が低いからではない

f:id:TraProak:20200405222708j:plain

 

  • 英語のリスニングが伸びずに悩んでいる方
  • TOEICや英検のリスニングはできても、ネイティブの英語が聞き取れず悩んでいる方

 

 

 自己紹介 

 

・この記事の時点で社会人歴約10年

・アメリカの大学院に留学

・オーストラリア駐在

 

 

リスニング力が伸びなかったり、ネイティブの英語が聞き取れない理由は、決してあなたのリスニング能力が低いからだけではありません。

 

あなたの能力に関係なく

「聞き取れない」≒「何を言っているか分からない」

のには意外な理由があります。

 

リスニングが伸びずに落ち込んでいるときや、モチベーションアップ用に読んで頂ければと思います。

 

 

 

 

英語が聞き取れない意外な理由5選

 

社会人になってから10年以上英語を勉強し続けています。

 

アメリカの大学院にも留学して修士を取得しました。

 

アメリカ2年間、オーストラリアに2年間住んでいすが、長期間住んでいる間に気がついたことがあります。

 

それは英語が聞き取れなかったり、相手の言っていることが理解できない理由は、自分のリスニング能力が低いからだけではありません。

 

 

もちろんリスニング力を鍛える努力をすることは大事です。

 

しかし、リスニングの得意・不得意に関係なく、非ネイティブには『聞き取れない』『理解できない』理由もいくつかあります。

 

それによって、

  • 「勉強してるのに聞き取れるようにならない」
  • 「またダメだった」

とか思ってしまうようであれば、いっそのこと気にしない方がいいケースもあります。

 

その『英語が聞き取れない意外な理由』を5つ紹介したいと思います。

 

①:早口になっている

 

日本語でも同じだと思いますが、何度も何度も繰り返し話していることは早口になったり省略されたりします。

 

例えば安さを売りにしている居酒屋なんかだと、「以上でよろしいでしょうか」ではなく、「以上でー」みたいに省略したり、お客さんが帰るときの「ありがとうございました」も「ありやしたー」みたいに言ってたりしますよね。

 

それと同じような状況は結構あって、旅行で訪れるような観光地のチケット売り場・ホテル・レストラン・お土産屋さんなどは、とくにそのようなケースも多いです。

 

 

体験談ですが、ファーストフードなどで注文したあとにほぼ間違いなく、

 

"For here? Or to go?"

 

と聞かれるのですが、日本時の私には「フォィヤー、タァ、ガォ」くらいにしか聞こえません...

 

こうなると、

  • 何度も聞いて慣れるか、
  • このケースではこういうことが聞かれる

といったことを『知ってるか知らないか』という問題になります。

 

なので、1回で聞き取れなかったからといって、気にする必要はありません。

 

 

②:背景知識がない

 

聞き取れていないのではなく、単に知らないだけというケースも結構あります。

 

例えば、私がアメリカでアパートの家賃の払い方を尋ねたときに、

 

マネーオーダーで大丈夫だよ!マネーオーダーはパブリックスでGETできるよ!

 

と答えてくれました。

 

まだアメリカに来て日も浅かったので『???』状態でしたが、確認してみるとマネーオーダーとは小切手みたいなもので、アメリカではやや高額の支払いの際によく使われているとのことでした。

 

パブリックスとは、私が住んでいた州で有名なスーパーのことでした。

 

 

このように、知らないことを言われてしまったときは、1回で理解するのはかなり難しいです。

 

なので、『自分が分からない部分をきちんと聞き返せるスピーキング力』の方がむしろ大切かなと思います。

 

スコアが必要な試験を除き、英語はあくまでもコミュニケーションを取るための手段にすぎません。

 

1回で聞き取れなくても、きちんと聞き返して、最終的に意思疎通ができれば何も問題はありません。

 

 

③:実はネイティブじゃなかった

 

見た目だけでは、英語が母国語かどうかは分かりません。

 

なんか微妙に違うなと思ってたら、実は他の国の出身だったとかも結構あります。

 

英語圏に長く住んでいたりして相当流暢ではありますが、良く聞くとスペイン語なまりだったり、文法が微妙に違っているなんてこともあります。

 

そのようなケースではリスニング力と言うよりはむしろ、リピーティングやパラフレーズする能力の方が大事です。

 

『あなたの言っていることはこういうことですか』といった確認作業の方がコミュニケーションをとるために重要だったりします。

 

 

④:発音がクリアでない

 

ネイティブだからと言って、みんなが社交的でハキハキ話すわけではありません。

 

日本人同士でもそうですが、もごもご話す人もたまにはいますよね。

 

また大学でのプレゼンとかでも、

  • 緊張していたり
  • 滑舌が悪くなっていたり
  • 早口になっていたり

する人も見かけます。

 

 

⑤:発言内容がズレている

 

これは私が大学のグループワークやミーティングなどで感じたことですが、「英語が話せる」=「頭がいい」わけではありません。

 

東進ハイスクールの安河内先生も言ってましたが、

 

「ネイティブも日本語に訳したらただの現地人」

 

あなたが日本語を話せるように、ネイティブが英語を話せるのは当然ですよね。

 

なので、ピントが外れたことを言ったり、直接関係がないことを発言することもあるワケです。

 

 

まとめ:自分を責めるのはやめよう!

 

英語が聞き取れるようになるために、リスニングの練習をすることはもちろん大切です。

 

しかし、気にしすぎると、英語学習においてマイナスな面をもたらしてしまいます。

 

そこで本記事では、非ネイティブには聞き取れない意外な理由を5つほど紹介致しました。

 

  • 早口になっている
  • 背景知識がない
  • 実はネイティブじゃなかった
  • 発音がクリアでない
  • 発言内容がズレている

 

 

ときにはひらきなおりも大事です。

 

これからも一緒に頑張っていきましょう!

 

 

あわせて読みたい!

 

英語学習に関連してブログを運営しています。

 

*** おすすめの記事はこちら ***