- 大学生でリゾートバイトに興味を持った方
- 夏休みなどの長期休暇をどのように過ごすか悩んでいる方
本記事では、私がリゾートバイトを実際に経験してみて「良かったと思うこと」3つと「リゾートバイトのデメリット」をご紹介します。
大学生の夏休みにリゾートバイトをして良かったこと3選
私は大学生の夏休みを利用して、リゾートバイトを経験しました。
大学3年生の時に、「学生のうちにしかできないことをしてみたい」という思いで、ネットで情報収集をしていたところ、リゾートバイトという存在を知りました。
はじめは、「リゾート地でバイトする」くらいにしか思っていませんでしたが、結果的にはたくさんの人々と出会い、社会に出る前に貴重な時間を過ごすことができたと思っています。
本記事では、私がそのように思える理由について、実際のエピソードを踏まえながら解説したいと思います。
① 様々な人と出会えたこと
派遣先で色々な人たちに出会えます。
もちろん大学でもたくさんの人に会う機会はありますが、最終的には趣味や考え方が同じような友達と過ごす時間が長くなっていきます。
派遣されている期間が限られているため、親友といえるまで仲良くなるケースは少ないかもしれませんが、年齢やバックグラウンド、今後の進路など、大学のキャンパスで出会う人とは全く異なる人々と出会うことができます。
またリゾートバイトの場合、ほとんどが住み込みで働くことになります。
寝食をともにし、より多くの時間をそこで出会った仲間と過ごすことは貴重な経験になります。
実際に私が出会った方々も、同じようにリゾートバイトとしてきた学生もいれば、契約社員として働いている人、仕事を辞めて自分探しにきている人など様々でした。
年齢も、高校を卒業してすぐの18歳の人もいれば、副業として働いている40歳前後の方などもいました。
多くの時間をともに過ごすしていると、自然といろいろな会話が生まれてきます。
若いうちにたくさんの考え方や価値観に触れることは、今後の人生を豊かに生きていくうえで重要なことです。
大人になるにつれて、経験や知識が増え、自信がついてくることは良いことではありますが、その反面新しいことを吸収する能力や感受性はどうしても衰えてきます。
その点で大学生のうちは、新しいことをいくらでも吸収することができます。
最終的には自分なりの考えに落とし込んでいく必要がありますが、
- 「そういう考え方の人もいるんだ」
- 「自分とは全然違う環境で生きているんだな」
という経験を大学生のうちに積むことで、自分が今置かれている状況を俯瞰的に見ることができ、今後の就職活動や進路について考えるときに、客観的な判断ができるようになります。
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② 今しかできないことを経験できたこと
「大学生のうちにしか経験できないことをやった」
という充実感は今でもあります。
近年、SNSやYouTubeなどの普及により、個人の情報発信者が増えたことで、
- 「フリーランス」
- 「ワーケーション」
- 「独立・起業」
のような言葉が今まで以上に耳に入るようになりました。
とは言うものの、大学卒業後の進路としては、企業に就職し会社に勤めるケースが最も一般的です。
私もそのうちの一人ですが、会社勤めをしている限り、長期で休暇を取ることがかなり難しくなります。
ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始などに休暇を取ることはできますが、長くても1週間から10日が相場で、1か月単位の長期休暇を取るには、休職をするなどそれなりの調整が必要です。
そのため、無条件に1~2か月の休みが取れることは大学生の特権であり、惰性で過ごすにはもったいなすぎます!
サークルの仲間や友達と旅行に行くのも貴重な思い出になりますが、4回ある夏休みのうち、1回くらいはリゾートバイトを経験してみませんか?
私も大学1,2年生のときは、バイトや免許、旅行などに時間を使っていましたが、3,4年生のときは1か月半くらい現地に派遣され、リゾートバイトを経験しました。
ちなみにですが、社会人になってからでも友達と旅行に行ったりはできます。
さすがに結婚して子供ができたりすると機会は減りますが、卒業して5年以内くらいであれば、土日に飲みに行ったり、休暇をとってスノボに行ったり、予定が合えば海外旅行にだって行けます。
むしろお金や経験がある分、途中参加や、旅の途中で帰るといった自由度も増えるので、趣向が似ている友達であれば、卒業後も意外と遊べます。
ただし、1か月という単位で休暇を取るのは相当ハードルが高いので、長期のリゾートバイトを大学生のうちに経験できたことは非常に良かったと思っています。
③ 自分と向き合えたこと
自分と真剣に向き合えるようになります。
コンビニや居酒屋のアルバイトなどと比べると、リゾートバイトを始めるにはちょっとした行動力と決心が必要です。
そのため、あなたのように
- 貴重な経験をしたい
- 人との出会いを大切にしたい
- 今しかできないことをしたい
と考えている、いわゆる意識高い系の人、に出会える可能性は高くなります。
多くの社会人と出会えることも、あなたにとって転機となるでしょう。
バイトしかしていない学生の話と、一度社会に出た人の話では、現実味が全く異なり、同じ時間を過ごすなかで学べることもたくさんあります。
私も大学3年生のちきに、リゾートバイトで沖縄に行くまでは、
「やりたいことが分からないから、とりあえず大学院に行こうかな」
くらいに考えていました。
しかし、リゾートバイトで出会った仲間の中には、
- 金銭的な事情で大学に行けなかった
- 契約が切れたら次の職を探さなければいけない
など、自分の人生について真剣について考えている人たちに出会いました。
そのなかでも、忘れられないエピソードとして、
「〇〇君の将来の夢は何ですか?」と聞かれたことがあります。
当時、自分の将来について真剣に考えていなかった私は何も答えることができず、「やりたいことが分からないから」という理由で大学院への進学を考えていた自分がものすごく恥ずかしくなりました。
同時に、
- やりたいことが分からないのは努力不足じゃないか?
- どれだけ恵まれた環境にいると思っているんだ?
という考えが頭の中をめぐるようになり、ものすごいショックを受け、自分の考えがどれだけ浅はかで、甘えに満ちたものかを知らされました。。。
「このままではマズい」と思い、次の休みの日にTSUTAYAに行って、就職に関する本をひたすら読み漁りました。
結局、このときの経験・行動が全ての始まりであり、今の私のキャリアにもつながっています。
デメリット
ここでは、リゾートバイトのデメリットについても触れておきます。
リゾートバイトの主なデメリットは、以下の3つです。
- お金はたまりません。
- 現地で遊ぶ時間は少なめ。
- リゾートバイト以外のことはできないかも。
まず、地方に派遣されることが多いので、賃金は低めです。
また忙しかったり、疲れていたりすると外食をする機会も増えるので、お金を貯める目的には合いません。
派遣中に現地の観光地で遊ぶことも、あまり期待しない方が無難です。
もちろん休日はありますが、観光シーズンなどは週1以下だったりします。
またシフト制で働くことになるので、自分が休みの日は、その他の人は働いているため、一緒に遊びに行くということは難しくなります。
長期での派遣を前提としているリゾートバイトが多いので、基本的に夏休みリゾートバイトで終わりくらいに考えておきましょう。
1~2か月は休暇としては長いですが、仕事を覚えたりする期間などを考慮すると、雇用としてはかなり短いです。
そのため、長期休暇はまるまるリゾートバイトに使うぐらいの気持ちが必要になります。
また雇用期間が1~2か月程度だと、交通費が支給されないケースもあるので、金銭的な負担も大きくなります。
そのため、免許の取得や旅行など、他にも予定を入れたい方は注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、大学生の夏休みにリゾートバイトをして良かったことについて、私自身のエピソードを交えながら紹介しました。
大学生の夏休みにリゾートバイトをして良かったこと3つは、
- 様々な人と出会えたこと
- 今しかできないことを経験できたこと
- 自分と向き合えたこと
です。
少なくとも4回ある夏休み、1度くらいはリゾートバイトをしてみませんか?
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