夏休みにタイのバンコクとカンチャナブリーを旅行してきました!
旅の一番の目的はカンチャナブリーにある『旧日本軍が建設した泰緬鉄道』を訪れること。
でも日本からカンチャナブリーに直接行くことはできないので、行きと帰りにそれぞれバンコクで1泊することにしました。
ざっくりした旅程はこんな感じです!
1日目 成田⇒バンコク
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2日目 バンコク⇒カンチャナブリー
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3日目 泰緬鉄道を観光
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4日目 カンチャナブリー⇒バンコク
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5日目 バンコク⇒成田
『泰緬鉄道』以外にも、現地で訪れた観光地などについてブログにまとめました。
- 3日目|カンチャナブリーから泰緬鉄道に乗ってみた!
- 1. 朝食にハラール料理
- 2. The JEATH WAR museum (prisoner camp)
- 3. いざっ泰緬鉄道でナムトックへ
- 4. ヘルファイア・パスへ
- 5. カンチャナブリーへ戻る
- 6. クウェー川橋駅で下車
- 7. 屋台で夕食
- 8. タイマッサージへ
- 4日目の予定
3日目|カンチャナブリーから泰緬鉄道に乗ってみた!
3日目はいよいよ泰緬鉄道に乗って、ナムトックを目指します。
ナムトックでは、さらにタクシーを手配して『ヘルファイア・パス』へも行く予定です。
夕方にカンチャナブリーに戻る予定ですが、そのあと何するかは決まっていません。
それでは詳しく見ていきましょう!
1. 朝食にハラール料理
宿泊していたホテル( Tara B&B Kanchanaburi)には朝食がついていないので、外に食べに行きました。
近くにハラール料理のお店があったので入ってみました。
30~50バーツなので安いですね。
こちらは『Steamed Chicken Rice 』
味付きの鶏肉でご飯が進みました!
場所はこのあたり
Google Map にはまだ反映されていないようです。
デザートにフルーツを頂くことにしました!
こんなに大きいドラゴンフルーツが1kgで30バーツ!
だいたい1個500gくらいなので、たったの15バーツで買えます。
お願いしたら食べやすく切ってくれました。
2. The JEATH WAR museum (prisoner camp)
朝食後、カンチャナブリー駅に行ったのですが、電車が1時間遅れておりチケットもまだ販売していないとのことでした。
プラットホームで待つにしても長すぎるので、タクシーでThe JEATH WAR museum (prisoner camp)に行くことに。
ここは、鉄道建設中の捕虜収容所に関する博物館です。
博物館内には3つのSectionがあり、当時の写真や備品などが展示されています。
Section 1
鉄道建設時の写真がたくさん展示されています。
収容所を再現した建物です。
内部の写真撮影は禁止でした。
トイレの写真など、生々しいものもあるので一見の価値ありです。
Section 2
戦時中の備品などが展示されています。
日本軍が使用していた剣などが展示されていました。
こちらは連合軍の爆撃に関する展示。
Section 3
写真やイラストをメインに捕虜が苦しんだ病気などが説明されています。
反射して分かりずらいですが、肉を腐って骨が露出してしまう皮膚病『熱帯性潰瘍』のイラストなどは目覆いたくなります。
3. いざっ泰緬鉄道でナムトックへ
ちょうど1時間くらい見学したところで、タクシーでカンチャナブリー駅に戻りました。
カンチャナブリー駅は、Sangchuto Rdから1本入ったところにあります。
こちらが『カンチャナブリー駅』
こちらはチケットオフィス
出発時刻の1時間前くらいからチケットの購入ができるようです。
プラットホームの写真がこちら。
ちょっとした売店があります。
食べ物はスナックくらいしかありませんが、水やジュースはありました。
待っている間は泰緬鉄道博物館で買った本を読みます。
電車が来ました!
カンチャナブリの駅に電車が来ました🚃
— TraBlog@海外歴4年×エンジニア×ブログ (@TProak) 2023年7月28日
これでナムトックに向かいます👨✈️
今日は祝日(国王の誕生日)なので人がたくさんいます㊗️#タイ #カンチャナブリ #夏休み pic.twitter.com/2cMUpTwkig
この日は祝日(国王の誕生日)だったので、けっこう混雑していました。
のどかな田園風景が続きます。
岩壁がすぐそこにあります。
ゆっくり通過するので、岩を触っている乗客もいました。
泰緬鉄道で一番の見どころ『タム・クラセー桟道橋』
岩崖に沿うように橋が建てられています。
『クウェー川橋』~『タム・クラセー桟道橋』までのダイジェスト動画はこちら。
そうこうしているうちに、ナムトック駅に到着しました!
4. ヘルファイア・パスへ
ナムトック駅に到着後、すぐにタクシーのお兄ちゃんに話しかけられました。
『ヘルファイア・パス』へは往復で800バーツだったので即決しました。
(見学している間は駐車場で待ってくれています)
ナムトックからヘルファイア・パスまでは20分くらいで着きます。
ヘルファイア・パスの入場料は無料です(2023年8月時点)。
まずゲートで簡単な説明(英語)を受けたあと、駐車場までそのまま移動します。
駐車場のすぐとなりに博物館があります。
博物館のエントランスで日本語と英語のパンフレットをもらいました。
なおヘルファイア・パスへは、博物館を抜けていく順路になっています。
ヘルファイア・パス博物館は、泰緬鉄道の建設に携わり心地で命を落とした戦争捕虜及びアジア人労働者を追悼する記念館です。
写真(右)は、一日の労働に課せられた石の撤去量を示しています。
労働者が一回の食事で与えられたお米(平均で370グラム)
ほかにも、収容所での生活の様子が説明されています。
じっくり読んでいると1時間くらいは過ぎてしまいそうです。
博物館の下にヘルファイア・パスへ通じる歩道があります。
滞在時間が限られていたので、早速行ってみました!
博物館の出口(歩道の入り口)でオーディオガイド(無料&パスポートと引き換え)を借りて出発です。
まずは階段を下りていきます。
砂利道を少し歩きます。
こちらが『ヘルファイア・パス』
早歩きだったので5分くらいで来れました。
泰緬鉄道の建設において最も困難を極めた場所です。
当時の枕木とレールの一部が残されています。
この地で命を落とした方々を追悼する品が飾られています。
列車がようやく通れるくらいの切り通しです。
当時使われていた水筒でしょうか。
切り通しの終点にモニュメントがあります。
ここから先も歩道があります。
終点までは往復4kmくらいあるので、次回挑戦します!
モニュメントの両サイドに階段があったので登ってみました。
当時使われていたトロッコでしょうか。
こちらは上から見た切り通し
けっこう高いんですね。
悲惨な史実に思いをはせながら来た道を戻ります。
これも当時の枕木でしょうか。
ヘルファイア・パスを歩いた動画はこちら
トイレは博物館の外にあります。
新しくてきれいでした。
トイレに向かう途中に売店や食事ができそうなお店が何件かあります。
次回はじっくりと見学してみたいですね。
駐車場の隣に捕虜の移送につかった貨車が展示されています。
この中で何日も過ごすのは酷ですね...
5. カンチャナブリーへ戻る
ヘルファイア・パスからナムトック駅に戻ってきました。
チケットオフィスはある程度直前にならないと開かないので、前で待っている人もそこそこいました。
車内の写真がこちら
行きに乗った車両より古いのかな...
本当は電車に乗る前に昼ご飯を食べるよう予定でしたが、列車が1時間遅れでナムトックに到着したので時間がありませんでした。
とりあえず駅の売店でスナックを買って食べることに。
行きとは反対側の席に座って、景色を楽しみながら帰りました。
クウェー川が見えたりして、また違った風景を楽しめます。
6. クウェー川橋駅で下車
カンチャナブリー駅まで戻っても良かったのですが、もう一度クウェー川橋を見てから帰ろうと思ったので、クウェー川橋駅で降りることにしました。
駅のまわりは屋台や観光客でにぎわっています。
暑かったので、ココナッツミルクシェイクを頼みました!
ココナッツミルクシェイクを買って、クウェー川橋を眺めながら飲むことにしました。
こちらは夕陽に照らされたクウェー川橋
最後にもう一度、クウェー川橋を往復してホテルに戻りました。
余談ですが、泰緬鉄道に関する本を一冊でも読んでいくと、旅がさらに色濃くなります。
私が読んだおすすめの本はこちらです。
日本軍の資料のほとんどが敗戦に伴い焼却されてしまっている中で、生き残った捕虜による手記やタイ政府に残された資料などを研究し続けた著者による貴重な一冊です。
300ページくらいあって読みごたえがありますが、この本を読んでいけば博物館で書いてある説明(英語)なども理解しやすいです。
7. 屋台で夕食
特に行くあてもなかったので、ホテルの近くにあった屋台で夕飯にしました。
でもこの選択が大当たり!
イエローヌードル(左)とグリーンヌードル(右)
そのままのネーミングですが、肉や野菜も入っていて、普通にウマいです。
値段も1杯50バーツなので節約派にもおすすめです。
8. タイマッサージへ
電車に乗っている時間も長かったので、体の疲れは少なめでしたが、フェイスマッサージを受けてみたくなりました。
そこで『Rose Massage』というマッサージに行ってみました。
フェイスマッサージをしてくれる場所は意外と少なかったのでココにしました
結論からいうと、めっちゃ良い!
お肌がぷるぷるになって、顔のむくみも取れました。
1,200円でこんなに効果があるなら、東京だったら通っちゃそう!
Rose Massage の場所はこちら
4日目の予定
4日目は、まだ行けていない泰緬鉄道の施設を巡ったあと、バスでバンコクに戻ります。
ここまでバンコクの観光はほとんどしていませんが、帰国便が23:55発なので、最終日に託したいと思います!
4日目につづく >>
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