「手間のかからない」って英語で何という?
「手間のかからない」は "hassle-free" といいます。
"hassle" =「苦労する、悩ます」が "free" なので「手間のかからない」という意味になります。
別記事⇩で "-free" の使い方について紹介しましたが、"hassle-free" もそのうちの一つです。
本例分は、アメリカのインクカートリッジより引用しました。
以下では、インクカートリッジに関する英語表現を例文をまじえながら紹介します。
インクカートリッジに関する英語表現
すぐに乾き、にじみにくい。
▶ Instantly-dry, smudge resistant.
「インクがにじむ」は英語で "smudge" といいます。
"resistant" は「抵抗力がある」という意味の形容詞で、〇〇 + resistant で「〇〇しにくい」や「〇〇に強い」という意味になります。
例えば
- "water resistant" =「耐水性」
- "heat resistant" =「耐熱性」
- "shock resistant"=「耐衝撃性」
などの言い方があります。
なお「防水」に関しては注意が必要で、"waterproof" と "water resistant" という2種類の表現があります。
"waterproof" は水を通さないので、完全に没水させて使用したり、水圧に耐えられれば、ダイビングなどでも使うことができます。
日本語の「防水」に近いイメージです。
一方 "water resistant" は耐性があるだけなので、水につけたり、ずぶ濡れにした場合には壊れます。
日本語では「防水」というよりは、「耐水」のイメージです。
カートリッジのラベルを剥がさないで下さい。
▶ Do not remove or tear label on cartridge.
"tear" には名詞として「涙」という意味のほか、動詞として使われた場合は「引き剥がす、破る」などの意味になります。
カートリッジは信頼性を保つため真空包装されています。
▶ Cartridge is vacuum-packed to maintain reliability.
「真空包装する」は "vaccum-pack" という表現を使います。
"reliability" は "reliable" の形容詞で「信頼性、確実性」などと訳します。
開封後6ヶ月以内に使い切って下さい。
▶ Use up ink within 6 months of opening.
「使い切る、使い尽くす」は "use up" といいます。
そのほか "up" を使った言い回しとして、"eat up" =「食べ切る」や、口語的に「よく聞けよ」という意味で "listen up" などがあります。
大学のグループワークなどでも耳にします。
カートリッジを分解しないでください。
▶ Do not dismantle cartridge.
「分解する、取り外す」は "dismantle" が使われます。
家電製品の取扱説明書などによく書いてある表現です。
dismantle:"to take apart a machine or structure so that it is in separate pieces"
引用:Oxford Advanced Learner's Dictionary 8th edition
まとめ
本記事でご紹介した単語をまとめます。
- 「手間のかからない」= hassle-free
- 「インクがにじむ」= smudge
- 「抵抗力がある」= resistant
- 「防水」= waterproof
- 「引き剥がす、破る」= tear
- 「真空包装する」= vaccum-pack
- 「信頼性、確実性」= reliability
- 「使い切る、使い尽くす」= use up
- 「分解する、取り外す」= dismantle
本ブログでは、英語学習やアメリカの国立公園、海外大学院留学に関する情報を発信しております。
下記の記事もあわせてご覧下さい!