どうも、東村山市在住のTraBlogです。
東村山市は歴史ある街です。
鎌倉時代には、市を南北に貫いて上野国へ向かう『鎌倉街道』の上道が通っていました。
また鎌倉街道の宿として、久米川町のあたりには『久米川宿』があり、軍事的にも経済的にも重要な役割を果たしてきました。
今回はそんな東村山市で、『東村山ふるさと歴史館』の周辺をめぐりました!
- 東村山ふるさと歴史館の周辺を散策してみた!
- 1. 東村山停車場の碑
- 2. 諏訪神社
- 3. 東村山ふるさと歴史館
- 4. 文大陣
- 5. 徳蔵寺
- 6. 久米川古戦場跡
- 7. 将軍塚
- 参考文献/サイト
- あわせて読みたい!
東村山ふるさと歴史館の周辺を散策してみた!
東村山ふるさと歴史館の周辺を散策してみました!
東村山ふるさと歴史館の周辺を散策しています🚶♀️
— TraBlog@海外歴4年×エンジニア×ブログ (@TProak) 2023年6月30日
のちほどブログにまとめたいと思いますので、その節はよろしくお願いします!#東村山 #東村山市 #東村山ふるさと歴史館 pic.twitter.com/ZdoIb9gLc8
東村山停車場の碑をスタートし、『諏訪神社』、『東村山ふるさと歴史館』、『文大陣』、『徳蔵寺』、『久米川古戦場跡』をまわって、『将軍塚』をゴールとしました!
今回歩いたルートはこちら
1. 東村山停車場の碑
明治30年(1897年)に建てられた石碑です。
東村山は北多摩地区でも早い時期に鉄道が開通した場所です。
国分寺と川越を結ぶ川越鉄道が計画され、明治27年(1894年)に国分寺と東村山間の工事が完成しました。
しかし、柳瀬川の鉄橋工事が難航したため、やむを得ず現在の東村山駅の北方に『久米川仮停車場』として、仮設の駅を置き鉄道の営業を開始しました。
翌年の明治28年(1895年)に鉄橋が完成し、改めて国分寺ー川越間が開通するのに伴い、久米川仮停車場は廃止されることになりました。
『東村山停車場の碑』がこちら
しかし東村山の人々は鉄道の有無は地域の発展を左右すると考え、約250人もの人が寄付や土地の提供を行いました。
その結果、同年(1895)の8月に、久米川仮停車場から南方に『東村山停車場』が開業することになりました。
この石碑は、こうした当時の人々の努力を後世に残すために建てられたものです。
こちらは石碑の隣にある『鉄道開通100周年記念碑』
2. 諏訪神社
貞享2年(1685年)に創建したといわれている神社です。
『社殿』がこちら
こちらは『本殿』
江戸時代初期の建築と推定されます。
3. 東村山ふるさと歴史館
東村山市の歴史・文化を伝える博物館です。
入館は無料です。
約2万年前の旧石器時代から、現在の東村山のあたりには人々が住みついていました。
奈良・平安時代には上野国府と武蔵国府を結ぶ東山道が通り、人々が都から行き交うようになったため、東村山には小さな集落が増えていきました。
鎌倉時代後期には、新田義貞による鎌倉攻めの際に、八国山周辺では新田軍と幕府軍の間で激しい戦闘が繰り広げられました。
東村山市にある新田義貞ゆかりの地については、別記事にまとめております。
鎌倉幕府を滅亡に追い込んだ武将『新田義貞』ゆかりの地を歩いてみた!
昭和9年に発見された瓦塔の複製が展示されています。
瓦と同じ焼物の五重塔で、奈良時代に埼玉県南部の窯で焼かれたことが分かっています。
瓦塔が出土した場所は、東村山市の多摩湖町にあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
大正末期の東村山駅西口がジオラマで再現されています。
東村山市で初めてできた町場(繁華街)です。
建物や行き交う人がかわいらしいです。
戦時中の街の様子についても展示があります。
多い年には173人の人が召集されたそうです。
東村山村(町)の兵事関係書類が残されています。
敗戦後に軍の関係書類は焼却するよう命令が出されたので、これはかなり貴重な資料です。
下宅部遺跡で出土した『丸木舟未製品』が展示されています。
約3500年前に作りかけた丸木舟が下宅部遺跡の川跡から出てきたそうです。
縄文時代の木がこんなきれいな状態で残っているのはすごいですね!
4. 文大陣
コシのあるお蕎麦や天ぷらがおいしいお店です!
お店は徳蔵寺の近くにあり、居心地の良い店内でお食事を楽しめます!
こちらは『天もり』
揚げたての天ぷらもおいしい!
お蕎麦とカツ丼の両方が楽しめる『ヒレカツ丼セット』などもおすすめです!
そのほかのメニューなどは、こちらの記事をご覧ください!
5. 徳蔵寺
新田義貞による鎌倉総攻撃を裏付ける板碑『元弘の碑』が保存されています。
春は境内にある桜がきれいです。
『福寿山』の文字
徳蔵寺は臨済宗大徳寺派に属し、正式には福寿山徳蔵寺と称します。
境内にある江戸名所絵図
人生の道に関する教えが記されています。
「幸福になる人」「不幸になる人」の記述が興味深かったので、全部読みました。
こちらは、正位寺跡地蔵尊・六地蔵尊
こちらが、元弘の碑が安置されている『徳蔵寺板碑保存館』
- 拝観時間 9:00~17:00
- 拝観料 おとな(高校生以上)200円、こども100円
- 休館日 毎週月曜日
詳しくはこちら
板碑保存館 | 東京都東村山市にある徳蔵寺は重要文化財に囲まれた臨済宗のお寺です。
6. 久米川古戦場跡
新田義貞による鎌倉攻めの際に、小手指ヶ原に続いて合戦が繰り広げられた場所です。
詳しい説明版があります。
石碑の裏手が、八国山緑地となっており、木々が生い茂っています。
今はただの住宅地ですが、ここで鎌倉幕府軍との激戦が繰り広げられました。
7. 将軍塚
久米川の合戦に勝った新田義貞が塚を築き、白旗を立てたことから『将軍塚』と呼ばれるようになったと伝えられています。
『将軍塚』は八国山緑地にあります。
山道を登ると右側に石碑があります。
その奥に、『将軍塚』がありました。
将軍塚の碑の裏には「元弘三年 新田義貞公鎌倉討伐ノ際 白旗ヲ建テラレタル遺蹟」と記されています。
参考文献/サイト
本記事の作成にあたり参照したホームページです。
以上です!
最後までご覧頂きありがとうございました。
これからも、東村山市の情報を共有していきたいと思います!
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