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20代をどう過ごすかお悩み中の方。
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『海外旅行はすべき』と言うが、具体的に何が良いのか?
あなたはこのような悩みや疑問を抱いているうちに、この記事に出会ったのではないでしょうか。
本記事では、私が海外旅行に興味を持ち、これまでに35ヶ国の旅と、2年間のアメリカ留学生活を経験して思う『20代は海外旅行をすべき3つの理由』について解説します。
私は20代のころ、有給休暇はほぼすべて海外旅行のために使い、30歳になるまでに35ヵ国を旅してきました。
海外旅行をすることで、
- 視野が広がる?
- 異文化交流?
- 豊かな人間性?
など、なんとなく色々なことを学んだ気になっていましたが、あの頃はただ旅をすることに夢中になっていたので
- 具体的に何が身についているのか
- それがどう人生に生かされるのか
について、深く考えたことはありませんでした。
しかし、アメリカへの大学院留学を終え、30代を迎えるにあたり、
『20代での海外旅行が人生にどのような影響を与えてきたか』
について真剣に考えた結果、趣味や息抜きの枠を超えて、『仕事』『家庭』、更には今後の人生においても重要なことを経験できたと身に染みて感じています。
20代は海外旅行をすべき3つの理由
『20代は海外旅行をすべき3つの理由』は以下の通りです。
- 好奇心を刺激できる
- 行動力が育つ
- 受容性が高まる
端的に言うと、『海外旅行を通して好奇心、行動力、受容性が養われ、人生を豊かに生きるうえで重要な素養が身につく』ということです。
もともと好奇心が旺盛で、身の回りのことに興味関心を持って行動し、新しいものを素直に受け入れることができる人間性をお持ちの方は問題ありません。
しかし、そういったことを意識せずに、ただなんとなく時間を過ごしてしまっている場合は注意が必要です。
これらの性質は年齢とともに生活が安定してきたり、人生に変化がなくなってくると、どんどん衰えてしまうからです。
例えば社会人になって何も意識しないで生きていると、
- 平日はそれなりに働いて、
- それなりに残業をして、
- たまに飲み会に誘われて、
- 土日は家で過ごすか、友達と飲みに行くか、ちょっと高い買い物をするか、
- 長期休暇は実家に帰るか、
といった時間の使い方をしてしまいがちです。
このような、いわゆるありきたりな生活から抜け出し、これから生きていくために必要な素養・能力を身につけるきっかけとなるのが『海外旅行』です。
理由① 好奇心を刺激できる
「〇〇の国に行ってみたい」
「〇〇の世界遺産を見てみたい」
「本場の〇〇が食べてみたい」
など、あなたの内側からふつふつと湧き出してくるもの、これが好奇心です。
この好奇心はあなたの行動を促すエネルギー源となります。
好奇心を持っていないと、『受け身な人間』になってしまいます。
仕事においても同じです。
指示されないと動けない人、言われたことしかやらない人、あなたの学校や職場にもいませんか?
一方で同じ仕事をしているにもかかわらず、常に高い志や問題意識を持って取り組んでいる人、常にいきいきしていて、やりたいことをやっているように見える人もいます。
この違いは何か?
受け身な人間ではなく、常に自分で考えて行動する人間になるための第一歩、それが『好奇心を育てること』です。
この記事を読んでいるあなたは、すでに好奇心を持っており、人生を豊かにするために必要な情報を集めていることと思います。
しかし『好奇心』というものは、定期的に刺激してあげないと、少しずつ低下してしまいます。
この『好奇心』の刺激にちょうどいいイベントが海外旅行です。
そしてこの好奇心は、次の好奇心を連鎖的に生み出します。
海外旅行をすると、例えば、
〇〇の国に行って世界遺産を見た。
⇒ そこの国の歴史に興味を持った。
⇒ 歴史を勉強していたらその国の宗教に興味を持った。
⇒ その国の宗教を調べていたら、その国の文化や食事に興味を持った。
⇒ 家の近くのレストランに行ってその国の料理を食べてみた。
⇒ 店員さんと話してみたら、日本に来ている留学生で、その国の留学や経済事情に興味を持った。
など、常に何かに対し興味・関心をもてる体質・思考になっていきます。
そのような好奇心が定常的に湧き出てくるようになったら、次に必要なことは『行動力を育てる』ことです。
理由② 行動力が育つ
海外旅行は、行動力が求められる場の連続です。
- 観光したい場所に、安全かつ経済的に行くにはどうしたら良いかを考えて旅程を立てる。
- 旅程に合わせてホテルや移動手段を調べて予約をする。
- 休暇をとっても仕事に影響が出ないように、前々から調整する。
- 現地で旅に必要な情報を取得したり、現地のツアーに申し込んだりする。
- 予想とは違うことが起きたときは、必要な情報を揃えた上で、次の行動を判断する。
行動力は行動することでしか身につきません。
いくら熱心に実用書を読んだり、自己啓発関連の情報を収集したとしても、行動を起こさないことには行動力にはなりません。
『行動せざるを得ない状況』を半強制的に作りだせる海外旅行はまさに特効薬と言えます。
『行動力』は、仕事や今後の人生においても大切な能力です。
言われた仕事をただこなすだけでなく、
- この仕事は何が重要なのか?
- 将来的にどういう事業に発展していくのか?
- 自分の経験やスキルにどうつなげるか?
- 今後のキャリア形成にどう生かすか?
普段の生活においても、
- 人生において、いつまでに何をしたいか?
- それを達成するためには、どんな能力や経験、あるいは人脈が必要か?
- そのためにまず何を始めるべきか?
20代のうちに『自分でしっかり考え、行動してきた人』と、『ただ指示されたことだけをやってきた人』や『惰性で生きてきた人』とでは、30代になった時には雲泥の差がついていることでしょう。
『行動力』の次に重要な能力は『受容性』です。
行動を起こすと必ず『何かしらの結果や反応』があります。
この結果や反応をただ異質なものとして受け流したり、反発したりするのではなく、一度きちんと受け止められる素養、いわゆる『受容性』を高めることが次のステップです。
理由③ 受容性が高まる
世の中は目まぐるしく変化しています。
技術の発展は著しく、数年前まで常識だったことが非常識になったり、昔は誰も相手にしなかったような考えが現実に起こったりもします。
そのような変化の激しい時代において、新しいものや性質の異なるものを受け入れる柔軟性が問われます。
皆さんのまわりでも、何かと新しいことに反発してみたり、事あるごとに「昔はこうだった」みたいに、自分のテリトリーから出たがらない上司とかいませんか?
これらは『受容性の欠如』によるもので、自分とは違う価値観や考え方を受け入れず、変化を嫌がり、昔の成功体験や慣れ親しんだやり方に固執した結果です。
終身雇用制や年功序列があたりまえの時代は、このような人でも定年まで働き、年金で老後を暮らしていけたかもしれません。
しかし変化が激しいこれからの時代は違います。
このような人間にならないためには、経験や成功体験を積み重ねつつも、新しいものや異なる価値観・考え方を受け入れることができる『受容性』を養うことが重要です。
つまり、『自信を持ちつつも謙虚であれ』ということです。
当然ですが、外国に行けば、言葉、文化、食事、風習、考え方、価値観、全てが日本とは異なります。
自分の中の常識が、自分が育ってきた環境や日本の中でしか通用しない偏見であることに気づきます。
初めから拒絶しているようでは何も得るものはありませんが、このような違いを「面白い!」と思って、素直に受け止めることが大切です。
新しいものを一度自分の中に取り組んで、考え方や価値観の一部になり得るかどうかを判断することによって、あなたの人間性が広がり、豊かな人格が形成されていきます。
一つ年輪が追加され、より太い木へと成長するイメージです。
まとめ:海外に行こう!
本記事では、20代で海外旅行をすべき3つの理由について解説しました。
海外旅行をすることで、
- 行動力のエネルギー源となる好奇心を刺激できる。
- 行動せざるを得ない状況を作り出し、行動力を育てる。
- 結果や反応を受け入れる受容性を高めることができる。
最後までご覧いただきありがとうございました
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