「人もお金も動かす 超スゴイ! 文章術」の購入をご検討されている方へ。
英語や留学、旅行に関する記事を中心に、一応目安と言われている100記事を書いてみたものの、なかなか収益にはつながっておりません。
以前ブログやアフィリエイトに関する本を読みあさった際、一部は⇩の記事にまとめております。
しかし、副業と言える収益は達成できていないため、もう一度勉強しようと思い、人もお金も動かす 超スゴイ! 文章術を読んでみました。
本記事では、「人もお金も動かす 超スゴイ! 文章術」で学んだ内容について、同じくブログ初心者の方や、同じような悩みを抱えている方向けに情報共有したいと思います。
人もお金も動かす 超スゴイ! 文章術
著者の紹介
著者:金川顕教
略歴:立命館大学産業社会学部卒業。
大学在学中に公認会計士試験に合格し、世界一の規模を誇る会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツグループである有限責任監査法人トーマツ勤務を経て独立。
トーマツでは、不動産、保険、自動車、農業、飲食、コンサルティング業など、さまざまな業種・業態の会計監査、内部統制監査を担当。
数多くの成功者から学んだ事実と経験を活かして経営コンサルタントとして独立し、 不動産、保険代理店、出版社、広告代理店などさまざまなビジネスのプロデュースに携わる。
他の本の紹介:「時給思考」、「仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい」、「年収300万円の人の悪習慣 年収1000万円の人の良習慣 年収1億円の人のすごい習慣」など。
本の構成
全体で5つの章より構成されています。
- 第1章 なぜ、あなたは文章術を身につけるべきなのか?
- 第2章 伝わる文章を書く
- 第3章 共感される文章を書く
- 第4章 興味を引く文章を書く
- 第5章 行動を喚起する文章を書く
読んだ感想
本のタイトルにあるとおり、文章を書く際の心構えに始まり、実践のテクニックまで体系的にまとめられた本でした。
特に「第5章 行動を喚起する文章を書く」には、読者を行動に導く文章の書き方が説明されております。
この記事を読んでいるあなたも、おそらく
- ブログの記事をコンバージョンに結びつけたい
- SNSでフォロワーを増やしたい
といった、文章を通して読者に行動を起こさせたいという目的を持っていることと思います。
「第5章 行動を喚起する文章を書く」では、そのような目的を達成するために必要なテクニックが7つ紹介されております。
第5章だけ読んでも相当勉強にはなりますが、第2章「伝わる文章を書く」から読んだ方が、より理解が深まります。
第1章「なぜ、あなたは文章術を身につけるべきなのか?」については、おそらくあなたはこの記事を読んでいる時点で、文章を書くことの重要性や必要性はすでに感じていることと思います。
そのため、流し読みする程度でいいかもしれません。
以下では、本書を読んで学んだ内容のうち、すぐに実践できると思ったことを3つ紹介します。
すぐに実践できること3選
① 難しいことをやさしく書く
ついつい文章を書いていると、
- 専門的な内容を書こう
- 詳しく書こう
と思ってしまい、難しい文章を書きがちになります。
しかし、本書より引用(抜粋)すると
「誰のために、何の目的で書いているのか?」
自分の知識や経験を世の中に広めることが目的であれば、できるだけ簡単な言葉に置き換えて、読者がつまずきそうな場所はしっかり補足説明を入れるなりして、中学生でも読めるくらいのわかりやすさに「落としていく」ことを意識すべきです。
難解なことを難しい言葉で伝えるという行為は、実は誰にでもできることです。
本当に難しいのは、メッセージの質を保ったまま、簡単な言葉に置き換えることです。
私ももう一度、「この記事は誰のために書いているのか」を明確にしてから、記事を書くようにしたいと思います。
本ブログでも、
- 「留学」
- 「旅行」
- 「英語」
とそれぞれ違う目的で書かれた記事が含まれているため、「想定読者と記事で伝えたいメッセージ」をきちんと考えてから、読者にとって分かりやすい言葉を選ぶようにして、記事を書いていくことが大切だと思いました。
② 読者を絞る=読者を捨てる
ブログの記事を書いていると、どうしても多くの人に読んでもらいたいと思ってしまい、大衆にうける文章を書きがちです。
しかし、本文より引用(抜粋)すると
読み手の姿がイメージできていない状態では、「いったいこの文章は誰に向けて書いているんだ?」おいう印象を読み手に与えてしまいます。
「売り上げを伸ばしたい!」という気持ちが先走ってしまい、想定読者を広げたくなってしまいますが、大風呂敷を広げるほど読者の心は動かし行くクなります。
複数の層に共感してほしいのであれば、確実にひとつの層に刺さる文章を複数書けばいいのです。
私のブログでも、留学ネタや英語学習に関することを記事にしていますが、読み手の関心度や習熟度も様々です。
大衆うけをする長文記事を一つ書くのではなく、想定読者を絞って、複数記事を書いていくことを心がけます。
③ 「人生は3つある」を意識する
いきなり引用(抜粋)ですが
24時間をおおまかに分けると、人は8時間仕事をして、8時間プライベートな時間を過ごして、8時間休んでいます。
ですから、読者の心に刺さる文章を書くために、できるだけこの3つのすべてをカバーするようにしているのです。
とくにハウツーに関する記事などを書いていると、どうしてもその1点に集中してしまい、「それが全て」のごとく書きがちです。
しかし、本書にもあったように「人生は仕事、プライベート、休息の3つ」あります。
なので、伝えたいメッセージが読者にもたらす効果やメリットを、この3つをカバーするように文章に盛り込んでいくことで、読んでいただいた方の心を動かしやすくなると思いました。
まとめ
私のような初心者ブロガーにとっては、テクニックだけでなく、文章を書く際の心構えや、意識すべきことなども含めて、体系的に勉強できる本です。
ただ闇雲に記事を書いていても、記事数を増やすことはできますが、フォロワーや収益を伸ばすことは難しいでしょう。
この本を読んだからと言って、すぐに文章が上手くなるわけではありません。
しかし、手元に置いて、文章を書く際に、本に書いてあった内容を意識したり、テクニックをおり混ぜていくことで、少しずつ人を動かせる文章が書けるようになると感じました。
文章術について勉強したい方にはおすすめの1冊です。
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