年末の休暇を利用し、オーストラリアから日本に一時帰国しました。
世界的にワクチンの接種が進み、国境を越えた往来が再開しつつはありますが、日本に入国した後には10–14日間の自主隔離が必要です。
本記事では、私が日本入国後に経験した自主隔離と隔離期間の短縮についてお伝えしたいと思います。
日本入国後の自主隔離と隔離期間短縮について
今後の規制緩和などにより変更される可能性はありますが、私が経験した自己隔離をもとに、
- 隔離期間について
- 隔離中の義務について
- 隔離期間の短縮について
ご紹介します。
それでは見ていきましょう。
隔離期間について
まず隔離期間の数え方ですが、入国した次の日を1日目とカウントし、14日目まで隔離する必要があります。
そのため、自由に行動できるのは15日目からです。
例えば1月1日に日本に入国した場合、1日目は1月2日になります。
1月2日から14日間隔離し、自由に行動できるのは15日目の1月16日です。
なお現在は変異種の影響で停止中ですが、ワクチン接種者はこの隔離期間を短縮することもできます。
隔離期間を短縮する場合の手順については後ほど紹介します。
隔離中の義務について
主にMySOSアプリを利用します。
隔離中のタスクとしては、
- 健康状態の報告
- 現在地確認
- ビデオ通話
の3つです。
健康状態の報告
MySOSアプリから健康状態の報告を行います。
こんな感じ⇩
1日1回報告すればOKです。
現在地確認
現在地の確認があります。
MySOSアプリに通知が来るので、通知を閉じて「現在地報告」ボタンを押すだけです。
1日に1回のこともあれば、2回くらい通知が来ることもありました。
ビデオ通話
居場確認として、1日1回AIによるビデオ通話があります。
同じくMySOSアプリに通知が来ます⇩
この通知の後に、AIによるビデオ通話がかかってきます。
特に話すことはなく、背景を含めて自分の顔を30秒間録画するというものです。
なおAIによるビデオ通話に加えて、入国者健康確認センターの職員からビデオ電話がかかってくることもあります。
私の場合、10日間で2回かかってきました。
入国者健康確認センターの職員からのビデオ電話では、申告した待機場所と健康に異状態を口頭で伝える流れとなります。
隔離期間の短縮について
現在は変異種の影響で停止中ですが、ワクチン接種者は隔離期間を14日間から10日間に短縮することができます。
短縮までの流れとしては、入国後9日目に、隔離期間短縮に関する通知が来ます⇩
10日目にPCR検査を受けに行き、検査結果をMySOSアプリから提出し、入国者健康確認センターに受理されると、11日目から隔離が解除される通知が来ます⇩
私の場合は11日目の10:30くらいに、入国者健康確認センターとの連携を解除する通知が来ました⇩
スケジュールをおさらいすると、
1月1日に入国した場合、1月10日に隔離期間短縮に関する通知が来ます。
1月11日にPCR検査を受検し、その日のうちに検査結果を提出し、受理されれば、1月12日から自由に行動できるという流れになります。
注意事項
厚生労働省に承認された医療機関でPCR検査を受ける必要があります。
医療機関一覧はこちら:
医療機関により、料金や結果が得られるまでの時間が異なります。
隔離期間を少しでも短縮したい方は、結果が当日中に知らされる医療機関を選ぶようにしましょう。
私の場合は、当日中に結果がメールで知らされる医療機関を選択し、10日目の朝一番(08:00)の予約でPCR検査を受検しました。
その日の14:30くらいにメールで陰性の結果が知らされたので、メールをスクリーンショットして、MySOSから提出しました。
16:30くらいに、入国者健康確認センターから検査結果受理の通知があり、11日目から隔離解除という流れになりました。
そのため、入国したらすぐに、
- 即日結果が分かる医療機関を選択する
- 10日目の朝一番のPCR検査を予約する
ことがポイントになります。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
関連情報
外務省指定が指定する陰性証明書のフォーマットはこちら:
日本入国に必要な手続きはこちら:
豪州から日本に入国する皆様へ| 在オーストラリア日本国大使館
日本入国後の自主隔離についてはこちら:
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