Food photo created by prostooleh - www.freepik.com
「トースター」に関する英語表現
本記事では、アメリカのポップアップ式トースターに関連して、トースターの名称や使い方の英語表現を紹介します。
各部品の名称
トースターの主な部品の呼び方を紹介します。
商品により多少表現が変わることはありますが、
- "Bread slot(s)" ⇒ パンを入れてトーストする溝/隙間
- "Bread carriage lever" ⇒ パンを上下させるレバー
- "Removable crumb tray" ⇒ パンくずを集める取り外し可能なトレー
- "Lighter/Darker knob" ⇒ 焼き加減を調節するつまみ
Food photo created by rawpixel.com - www.freepik.com
"slot" は「細長い溝」や「開口部」を意味します。
硬貨の投入口にも "slot" という表現が使われます。
"carriage" には「運搬」という意味のほか、今回のケースのように「ものを移動させるパーツ」という意味でも使われます。
「取り外し+可能な」は "remove" + "able"="removable" といいます。
使い方に関する例文集
トーストの焼き加減は "light" と "dark" を使い表現します。
例文 ⇒ Turn the knob to select how dark you would like your bread toasted.
「つまみを回し、お好みの焼き加減を選択して下さい」
2枚同時にトーストされる際は、パンが均等に焼けるように同じサイズ、鮮度のものを選んで下さい。
▶ When toasting two slices at a time, the slices should be of equal size and freshness to ensure even toasting.
"at a time" は「一度に」や「同時に」という意味で使われます。
パンをスロットに入れて下さい。
▶ Insert the food into the bread slots.
「入れる、差し込む」と言いたい時はは "insert" を使います。
「USBをパソコンに差し込む」と言いたい場合は、
例文 ⇒ Insert the flash drive into a USB port/slot on your computer.
と表現することがでいます。
補足ですが、USBは "flash drive" のほか "thumb drive" (親指)と呼んだりもします。
またトースターではパン以外にも、マフィンやベーグル、パイなどを焼いたり(温めたり)もするため、今回の例文では "food" が使われています。
「1枚のパン」と言いたい場合は、"a slice of bread" や "the bread" などが使われます。
パンにバターを塗る。
▶ Spread butter on toast.
バターを「塗る」は "spread" を使います。
また、同じく「ぬる、つける」という意味でも "apply" が使われるケースもあります。
別記事⇩で紹介していますので、よろしければご覧下さい。
トースターを液体に浸けないでください。
▶ Do not immerse the toaster in liquid.
「液体や水に浸ける」は "immerse" を使います。
完全に液体の中に浸けてしまうイメージです。
また同じく「浸ける、浸す」という意味で "soak" が使われます。
これは汚れを取るために洗剤に浸したり、フレンチトーストを作るときにパンを浸すと言うようなときに使われます。
例文 ⇒ Soak thick slices of bread in a mixture of eggs, milk, and vanilla.
レバーが固定されるまで押してください。
▶ Press the bread carriage lever until it locks.
「固定する」は "lock" です。「カギを閉める」という意味でも使われます。
逆に「カギを開ける」は "unlock" と言います。
同じくドアなどを「開ける」という意味で "open" がありますが、"open" は「開く」を意味し、「カギを unlock してドアを開ける」や「 lock されていないドアを開く」というニュアンスで使われます。
ちなみに「持ち歩くカギ」も「ドアについているカギ」も日本語では同じ「カギ」ですが、
英語では「持ち歩くカギ」は "key" で、「ドアについているカギ」は名詞として "lock" が使われます。
お好みの焼き加減になりましたら、自動的にポップアップします。
▶ After the desired level of darkness has been reached, the food will pop up automatically.
"desire" は「望む、希望する」という意味の動詞で、今回のように "desired level of~" で「希望するレベル」/「望んでいたレベル」のように使われます。
例えば、
- desired level of proficiency
- desired level of output
- desired level of performance
- desired level of quality
などいろいろあります。
"pop up" は「ポップアップする」という意味の動詞としても使えます。
トースターの側面を軽くたたいて、トースター内にひっかかったパンくずを取り除いてください。
▶ Lightly tap the sides of the toaster to dislodge any crumbs caught in the toast chamber.
"tap" は「軽くたたく、コツコツたたく」という意味があります。
"dislodge" は「追い出す、取り出す」という意味で使われます。
"chamber" は今回のケースのように、体内や機械類内の「空間」という意味のほか、「広間、部屋」という意味があります。
例文 ⇒ Harry Potter and the Chamber of Secrets.
まとめ
本記事でご紹介した単語をまとめます。
- 「細長い溝、開口部」= slot
- 「取り外し可能な」= removable
- 「一度に、同時に」= at a time
- 「入れる、差し込む」= insert
- 「塗る」= spread
- 「液体や水に浸ける」= immerse
- 「浸ける、浸す」= soak
- 「固定する」= lock
- 「望む、希望する」= desire
- 「軽くたたく、コツコツたたく」= tap
- 「追い出す、取り出す」= dislodge
- 「広間」/「部屋」= chamber
本ブログでは、英語学習やアメリカの国立公園、海外大学院留学に関する情報を発信しております。
下記の記事もあわせてご覧下さい!