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アメリカで車の購入を検討している方。
購入後の点検や日本に戻る際の売却方法などについて調べている方。
突然の故障に供えてロードサービスなどの情報収集をしている方。
私はアメリカ大学院留学中に車を2台所有していました。
購入から売却までについて、あなたが検索中の情報をお伝えできればと思います。
本記事でご紹介する内容は以下の通りです。
アメリカで車の購入・点検・売却・ロードサービスなど
あなたはこれからアメリカに住むにあたり、車の予定を検討しているか、購入後の日常点検や、故障や不具合が起きた際のロードサービス、帰庫する際の内客方法などについて調べていませんか。
言葉が異なることも要因ではありますが、知っているかどうかが重要である場合がほとんどなので、私がアメリカで経験したことをお伝えできればと思います。
本記事では主に、
- 車の購入について
- 車の点検について
- 車の売却について
- ロードサービスについて
- その他、免許の取り方やスピード違反について
をそれぞれ詳しく説明します。
車の購入について
まず車の購入についてです。
車を購入する際の手順は、
- ディーラーにアポイントの予約を入れる。
- 予約した時間にディーラーに行く
- 車を契約する
- 支払い
- DMVに行き車の登録をする
です。
まずディーラーにアポイントの予約を入れます。
TOYOTAなどの大手のディーラーであれば、ネットから予約ができるので、渡米後すぐに車が必要であれば、日本にいる間に予約をしておくことをお勧めします。
中古で販売している車も検索できるので、目処をつけるためにも、一度調べてみると良いと思います。
ちなみに私が利用したTOYOTAのサイトがこちら⇩
New Cars, Trucks, SUVs & Hybrids | Toyota Official Site
予約した時間にディーラーに行きます。
私が利用したTOYOTAのディーラーは、受付のとなりに電子ディスプレイがあって、自分の名前が映し出されていました。
時間と名前を告げると、商談スペースに案内されます。
しばらくすると、販売員の方が来るので、車を欲しい旨を告げます。
予算や年式、車種、走行距離などは直ぐに答えられるとスムーズに進みます。
私の場合は、事前にネットで欲しい車を指定してあったので、その車種を告げました。
興味がある車は試乗することができます。特に問題がなければ契約の手続きに移ります。
車を契約する
車の契約では、書類にひたすらサインをしていきます。
大手のディーラーであればそこまで心配する必要はありませんが、販売員の方も早口でしゃべるので、聞き取れなかったらきちんと聞き返したり、ゆっくり話してもらうように伝えましょう。
契約において必要な情報をまとめます。
- ソーシャルセキュリティーナンバーは必要ありません。
- 国際免許だけでも購入できます。
- 保険は契約時に入れます。
- パスポートやI-20など、必要そうな書類は全て持って行った方が無難です。
- 支払いは基本小切手です。私の場合は$5,000分はクレジットカードで払うことができ、残りは小切手でした。
- 購入後は、近くのDepartment Of Motor Vehiclesに行き、車の登録をする必要があります。
保険と車を買ったあとの手続きについて説明します。
保険について、私の場合はディーラーの方がその場でGEICOの自動車保険に1ヶ月分だけ入る手続きをしてくれました。
その後は好きな保険会社に乗り換えていいとのことだったので、私はGEICOの保険が切れるタイミングでPROGRESSIVEという保険会社に乗り換えました。
購入後の手続きについて
私の場合、ナンバープレートはディーラーが用意してくれました。
この場合、Department of Motor Vehicles(DMV)に行って、車を登録すればそれで終わりです。
なお、知り合いや友人から車を譲り受けた場合は、DMVに行って自分でナンバープレートを取得する必要があります。
登録も同時に行います。なお古いナンバープレート(前の所持者がつけていたナンバープレート)は、新しいナンバープレートを取得して取り替えた後、その車が登録されていた州の指定のDMVに送り返す必要があります。
ウォルマートやターゲットなどのスーパーに行けば、内側にプチプチがついている封筒が買えます。
これに古いナンバープレートを入れて、United States Postal Serviceに持って行けばDMVに送付できます。
車の点検について
次に車の日常点検についてです。
州によっては車検のようなものがあり(テキトーという話ですが)、私が住んでいた州では車検はありませんでした。
そのため、オイルやブレーキパッド、バッテリーなどは、自分で修理屋さんなどにもっていき、交換する必要があります。
私は Jiffy Lube というメンテナンス屋さんを利用していました。
アメリカ全土に展開するチェーン店なので、よほどの田舎町でない限り、数店舗は家の近くにあると思います。
オイル交換だけであれば、34ドルくらいからできます。
少し良いオイルを選んだ場合は52ドルくらいです。
Jiffy Lubeでは、ほとんどの場合、オイル交換に加えて営業活動が入り、「フィルターを交換した方がいい」とか「排気系統のクリーニングをした方がいい」など勧めてきます。
車の用語が多くなかなか正確に聞き取るのも難しですが、特に興味がなかればずっとNoと言っていれば問題ありません。
エアコンのフィルターなどは現物を見せてくれて、「こんなに汚れているから変えたほうがいいよ」などと言われます。
エアコンフィルターの交換は40ドルくらいでやってくれるので、あまりにも汚れがひどい場合や匂いが気になる場合などはやってもらっても良いと思います。
タイヤにねじが刺さったときは、Tire Kingdomでパッチ修理をしてもらいました。
こちらもチェーン店で全米に展開しています。
アポイントはネットからよやくできます。
パッチ修理は、33ドルでやってくれました。
バッテリーは自分で交換したこともあります。
詳しい交換方法は別記事にまとめたので、よろしければご覧下さい。
車の売却について
日本に帰国する際には、車を売ることになります。
車の売り方としては大きく分けて2通りあります。
- 個人売買
- ディーラーに売る
当然、個人間で売買した方が高く売れます。そのかわり買い手がなかなか見つからなかったり、手続き時に気を付けなければならないこともあります。
私は帰国ギリギリまで車が必要で、計画的にレンタカーを借りたりして引っ越しをしたかったので、CARMAXというディーラーで車を売りました。
CARMAXで車を売る時の流れはザッと⇩の感じです。
- ネットで査定の予約をする。
- 折り返しの電話がある。
- CARMAXに行く。
- 査定してもらう。
- 金額が提示される。
- どうするか決める。
- 売ると決めたら)スタッフが用意する書類にサインしていく。
- ナンバープレートが返される。
- 小切手を受け取る
長くなったので詳細は別記事にまとめております。
CARMAXの予約はこちら
CarMax - Browse used cars and new cars online
ロードサービスについて
アメリカにもAAAというJAFFのようなロードサービスがあります。
各料金プランはこちら
私は一番リーズナブルなClassisに入っていましたが、年会費67ドルで、5マイルまでならレッカーも無料でやってくれます。
家まで来てもらって、バッテリーの充電や交換をしてもらいました。
バッテリーの充電は無料でやってくれて、交換は出張費込みで145ドルでした。
バッテリーの値段が133ドルだったので、10ドル程度のサービス料で交換してくれたので、かなりリーズナブルです。
またAAAでは、日本人スタッフと3者間通話もできるので、どうしても英語が通じないときでも大丈夫です。
突然の故障とかにも対応してくれるので、入っておくと安心です。
その他関連情報
免許の取り方について
車の免許は早い段階で取得することをお勧めします。
州にもよりますが、国際免許証は1年間有効でも、渡米後3か月以内にアメリカの免許を取得しなかればならない州もあります。
筆記試験の予約はDepartment Of Motor Vehicles(DMV)のサイトからできるので、勉強が進んでいる方は日本にいる間に予約をしても構いません。
なお効果的な勉強法や試験の具体的な予約方法などは⇩の記事にまとめましたので、よろしければご覧下さい。
スピード違反について
スピード違反には十分に気を付けてください。
道幅が広かったり車通りが少なかったりすると、ついつい制限速度を超えて運転しがちですが、そんなときほど注意しましょう。
関連記事にも書きましたが、木陰や死角からスピードガンで計って取り締まりをしています。そのため、パトカーがバックミラーに見えてからスピードを落としても遅いです。
スピード違反をしてしまうと、精神的にも金銭的にも負担になるので、時間には余裕を持って運転するようにしましょう。
もしスピード違反をしてしまい、事後処理について調べる機会があったら⇩の記事をご覧下さい。
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